双子の片割れ【あんスタ】【瀬名泉】

パフェ15個目は泉がたべるよ ページ18

王様をAから引き離して
しばらくすると
Knights全員が集合した


…くまくんは寝てるし
　王様は作曲してるし

本当に何なの！？
ちょ〜ウザいんだけど！？

撮影しに来たってわかってんのかなぁ？！



『ちょっと、くまくん！
　衣装着てんだから
　そのまま寝っ転がらないでよねぇ！？』

「えぇ〜セッちゃんのケチ
　撮影までには起きるし」

『寝るなら椅子で寝てよねぇ！？

　ほら、王様も！！
　床じゃなくて、机で作曲してて！』



ったく…本当地世話の焼ける…



「あらあら、泉ちゃん
　そんなカリカリしてても
　いいことないわよ〜？」

『俺だってしたくて
　してるわけじゃないし？』



はぁ…とため息をついた

撮影前にこんなつかれるって
どういうこと…



「あ、瀬名先輩
　今日、一緒に撮影する方はどちらに？」

『あぁ、今はメイク直しに行ってる』

「なによ〜メイク直しくらいなら
　私がやってあげるのに！」

『いや、なるくんはプロじゃないんだから…

　まぁ、あいつはメイクなんてしなくても
　キレイだけどねぇ？』



気づいたときにはもう遅い

俺はとんでもないことを口走っていて
寝ていたはずのくまくん、
作曲していた王様を含めKnights全員が俺の方を見ていた

くまくんに関してはニヤニヤしてるし



「わぁ、セッちゃんがデレた〜」

「泉ちゃんったら〜
　照れ屋さんなんだから♪」

「セナのデレはレアだぞ！
　インスピレーションが！！」

「瀬名先輩が褒めるなんて…
　明日は雪でも降るのでしょうか！？」

『あーもう！！
　俺が褒めたら悪いわけぇ！？』



本当にイライラするなぁ！？

スタッフにはさっきから笑われてるし…



「ねぇ…ちょっとは静かにできないの？」



と出てきたのはA…？



「あら、Aちゃん！
　その髪色も似合うわぁ！」



と抱きつこうとしたなるくん

そして、それを見事に避けるA


「……ｺﾎﾝ
　皆さん、はじめまして
　天川Aです

　ちょーっと打ち合わせあるので
　ついてきてもらっていいですか？」



何いってんのこいつ

言おうとしたけも喋るな☆とばかりに
ガン見されていたので
俺達Knightsは"天川"Aの後ろをついていった

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