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『…大丈夫?二人とも気を付けるんだよ……』










「大丈夫、もしもの時は中也を盾にするから」



「だぁれが青鯖の盾になるか」









視線を交わせるも、火花がばちばちと散る双黒。


首領からの連絡で








”[たまには君も1日ゆっくりするといい。彼等には黒蜥蜴に見張りをさせよう]”









とは云えども貴方は不安です。


何せ黒蜥蜴といったら、一度ごった返した事を起こしたのですから心配ですよね。



貴方の見送りに嬉しいような、申し訳無いような複雑な心境を抱く双黒は横浜の街へ歩みだします。









「3mは離れてくれる?けど大声出したくないから5m以内に居てよ」




「手前の命令なんざ聞かねぇ。手前の吐き出した二酸化炭素吸わねぇよう努力していて忙しいんだ」




「皮肉だね…僕も新鮮な空気を吸うのに忙しいから話しかけないで」









ぴりぴりとした雰囲気と口喧嘩めいた言葉を投げ合う双黒です。


陰ながら










「銀、俺帰るぞ……おいその服を引っ張る手放せ」






「…何故首領はあのお二方を横浜へ野放しに……」



「先輩、目が死んでますよ…!」








「樋口、僕を双眼鏡で見るのではなくお二方を見ていろ」








黒蜥蜴+芥川らが見守っていますね。暖かい視線かと思えばなんだか若干怯えもあります。

大丈夫でしょうかこの見張りは。森指名の見張りとは思えません。










「俺あの中也さんにゴミ箱へぶちこまれたトラウマ知ってるか?……」







メモを取り出した銀が答えます。






「生きろ」




「うん、一度経験してみろ髪に染み付く生ゴミの匂い忘れられねぇから」









……大丈夫でしょうか。

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聖良(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品とても好きです。更新頑張ってください。ずっと応援しています。 (2023年1月15日 11時) (レス) @page47 id: 6b3156758f (このIDを非表示/違反報告)
白氷(プロフ) - 三斗(トリップ願望者)さん» ゆっくり更新ですが、気長に待ってくださると嬉しいです…!ショタは永遠です。これからも【双黒の育て方】をよろしくお願い致します! (2022年8月15日 21時) (レス) id: 390407dfce (このIDを非表示/違反報告)
白氷(プロフ) - まるさん» お久しぶりです。なかなか更新できる時間が少なく、更新を滞っていました……全部見直してくれるだなんて本当に嬉しいです。更新気長に待って下さい…! (2022年8月15日 21時) (レス) @page45 id: 390407dfce (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - また更新してほしいです。推しのショタって神ですよね(´∀`*)ウフフ (2022年7月30日 1時) (レス) @page43 id: 50d700a5ed (このIDを非表示/違反報告)
まる - お久しぶりです!最近はなかなか更新の連絡がないので少し心配でした(-_-;) いま、全部見直してきた所なんですが、やっぱり神ですね。死ぬほど神です。更新永遠に待ってます (2022年7月4日 23時) (レス) @page43 id: 5775e80e82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白氷 | 作成日時:2021年10月23日 17時

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