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3-4部屋 ページ17
涼介sd
俺は今、パス回しをしている
ふと視線を外に移した
それがいけなかった
俺が見た先に仲の良さそうな親子...
いや、あれは俺の母さんと弟だ
〜過去〜
俺には3歳下の弟がいる
弟「ママ聞いて！今日ね、テストで100点とったんだよ」
母「すごいね〜
それに比べて涼介は...またこんな簡単な問題を間違えて！
こんな子、私の子供じゃないわ」
弟は俺と違って頭がよかった
弟は私立に通っていて、いつもテストで100点をとって帰ってくる
それに比べて俺は私立に落ちて公立に通い、更にテストも悪い結果ばかりだ
母さんはそのため弟を可愛がって、俺をいつも叱ってきた
ある日、俺は1番とってはいけない点数をとってしまった
そう、0点だ
母「どうして涼介はそんなに馬鹿なの！
0点なんて...
あなたは私の子じゃない
出て行って！」
そう言って、家から出されてしまった
俺は走った
どこにも行き場がないのに…
その時声をかけてくれたのがふまたんだ
風磨「君、どうしたの？
お母さんは？」
涼介「家追い出されちゃった…」
風磨「じゃあ、ウチに来なよ
男しかいないうるさいとこだけど」
それが去年の出来事
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作者名：千人勢 | 作成日時：2018年4月27日 23時
