記憶4 ページ8
いつも前向きに、みんなを明るいほうへと導いてくれるジェス。
その笑顔と大きな心で、リーダーとしてみんなを守ってくれる高地くん。
誰よりも努力家で、歌声もその存在感にも、誰もが虜になってしまう大我くん。
ふざけているように見えて繊細で、誰よりもメンバー想いのたろくん。
グループを常に見つめて、みんなが個性を出せるように見事に仕切ってくれる樹くん。
時に冷静に、情熱的に、SixTONESをもっと認知してもらいたいと、多岐に渡る活躍をするほっくん。
6人の個性と、今日までもらった沢山の優しさを、しっかりと胸に焼きつけた。
『おはようございます!1ヶ月、ご迷惑をお掛けしました!』
ノックして元気に挨拶した私に、みんなが駆け寄ってくれる。
『『Aちゃ〜ん!!会いたかったよ〜!もう大丈夫なの?』』
次々に飛ぶ質問に答える私を、ほっくんは少し離れた場所から優しく見つめてる。
メンバーは私達の関係を知ってるから、相変わらず不憫キャラのほっくんになるよう、いい感じにいじってくれて。
そして、みんなが魅せてくれた、新曲の振付。
ほっくんの家で見たものから、所々振付が変わって、更に良いものに仕上がっていて、その完成度と曲の良さも相まって、思わず時が止まった。
『、、す、凄いです!なんて言うか、、大ヒット間違いなしです!』
拍手して言った私に、みんなが満面の笑みで答えてくれた。
『『当たり前っしょ!Aちゃんや、沢山のスタッフさん、TEAM SixTONESで作り上げたんだからさ?』
『復帰待ってたよ』
みんなのその言葉に、私の涙腺は崩壊した。
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作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時