第3話 登場人物増えすぎて辛い ページ5
覚悟を決め扉を見ていると、先程とは正反対に荒々しく扉が開く。
さっきの女の子かと思った私だが予想外の事態にぽかんとしてしまった。
結論からいうとさっきの女の子はいた。
いたんだけど…
「おぉ、本当だ、起きてるな。」
「マリーが大慌てで戻ってきた時はびっくりしたっすねぇ」
「あはは、マリーの驚きっぷり面白かったねぇ♪」
「だ、だって……入ったら起きててびっくりしたんだもん…」
「まぁまぁ、マリーちゃん、元気だし…冷た!?え、床濡れてる!?」
「ちょっと転ばないでよおばさん…お前も早く来てよ!!」
「えぇ…ネギマ、食べてたのに……」
…なんか、人増えてない??
順番にフードを深く被った一見男にも見える少女と、見るからに爽やかそうな少年、
チャラくてうざそうな少年、さっきの女の子、さっきの女の子がこぼした水浸しの床で転びかけてる少女、小学生くらいの少年、少しはぼーっとしてる変わった格好の少年。…合計7人。
恐らく、さっきの女の子と小学生くらいの少年以外は私と同じくらいの年齢だろう。
あ、そういえば私って何歳なんだろう。
さっきの見た目的に高校生かくらいだと思うんだけど…
いや、現実逃避してわかんないこと考えるのはよそう。取り敢えず、
…何故こうなった?流石の私も困惑だよ。なんでこんな大人数なんだよ。しかも全員見覚えないし。
…あ、でもぼーっとしてる人、どっかであったような…?
うーん、と考えてみても何も思い浮かばない。なーんか、ひっかかるんだけどなー?
そんな私にフードを深く被った少女が声をかけてきた。
「おいお前、具合はどうだ?悪いな、うちのやつが、人見知りなんだ。」
「あ、はい…全然大丈夫です…あの、一ついいですか?」
「ん?どうした?」
…これは聞いてもいいのかな。いやでも聞かないと始まらないし、誤魔化しがきくもんでもないし、
これを聞いて引かれても、鶏頭野郎と一生言われ続けても聞かないよりはましだろう。
正直、凄い呼ばれたくはないが。
「…私は、誰ですか?」
第4話 文字数が割とぎりぎりだった。→←第2話 天使がきました。
23人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…!ふぉーーーーー!w! (2019年7月5日 21時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ!アリガトウゴザイマス!(嬉しい嬉しい嬉しい!) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺!?なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら!!」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです!できたらです!できたらお願いします! (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:トメィトゥ | 作成日時:2019年6月5日 17時