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千冬、一虎くん、直人
３人は東卍に関する利害が一致して協力関係にあった
そう一虎くんから聞いた
一虎くんが運転する車の中で、記憶を整理する
武道
「…あの、千冬とAちゃんって…
俺、千冬の相棒のはずなのに、全然知らなかった…
あいつ、一言もそんなこと言ってなかった…」
一虎
「当たり前だ
お前は稀咲側の人間
知られたら、どうなると思う？
わかるだろ、そんくらい」
武道
「…すみません…
俺、気づいてやれなかった、守ってやれなかった…」
一虎
「…千冬はこうなることも覚悟してた
それでも、自分を犠牲にしても、あいつは守りたかったんだ
Aと…
東卍からAを逃すことが、千冬の願いだった…
Aは誘拐同然で東卍の監視下に置かれてた
そんな中でも、千冬はほかの幹部とは違かったんだろうな…
場地のことで同じ傷を持つもの同士ってのもあっただろうし」
武道
「…Aちゃんと一緒に東卍を抜けるって選択肢は、なかったんっすか…？」
一虎
「千冬だぞ？
あいつはお前のこと裏切れなかったんだろ…」
こんなに腐りきった自分でも、千冬は見放さなかったんだ…
自分を犠牲にしてまで…
一虎
「タケミチ、お前に会わせたい奴がいる」
そう言われて、案内された路地裏
そこには直人が待っていた
が、俺はその場で逮捕された…
一虎くんが困惑するなか、直人は俺の背後にいる何かに気付いた
直人
「…あなたは…」
Aちゃんがいた…
目を覚ましたんだ…
直人
「僕の人違いでなければ、あなたには行方不明届が出されています
お名前を聞いてもいいですか？」
A
「…羽宮、A…」
武道
「…ぇ…？」
場地じゃなくて、羽宮って言った？
どうゆうことだ…？
直人
「やはりそうでしたか
今まで何があったのか、お話を伺いたいです
一度、署まで来ていただけますか？」
A
「…はい、わかりました…」
一虎くんとAちゃんは、結婚してる…？
でも、Aちゃんには千冬が…
だめだ、全然わかんねぇ…
俺の記憶はここまでだ
警察の取り調べがあり、俺は過去に戻った
そのあと、一虎くんとAちゃんがどうなったのか、俺にはわからない
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神奈月(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます。お話は佳境ですが、みなさんに楽しんでもらえるようにがんばります。 (2022年11月27日 7時) (
レス) id: d80d51a44f (このIDを非表示/違反報告)
あい - いつも更新を楽しみにしています。千冬と一虎、これからヒロインとどんな結末が待ってるのかとても楽しみです (2022年11月26日 16時) (レス) @page39 id: c280eab537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神奈月 | 作成日時：2022年11月1日 13時
