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雄也side



光「ここ、3人部屋」

雄「あ、俺その端のベットでいいよ。」

光「ちっちゃいところ?」

雄「そーそー」

光「ごめんな、いつも」

雄「有岡くんそこでいい?」

大「きもちわりぃ…」

雄「トイレでスッキリしよっか」



脇の下に手を入れて、トイレまで支えて連れて行くと、弱々しく嘔吐する。



雄「スッキリするまで出しな」



お酒で酔った人のお世話をすることも多いから気にならないけど、光くんはやっぱりダメらしく部屋で待機中。



雄「あついね、有岡くん」



口で苦しそうに呼吸してて本当にヤバそう…

インフルじゃないといいんだけど…



大「もぅだいじょうぶ…うっ…」

雄「無理しなくていいよ。気持ち悪かったらここいていいから…」

大「しんどい…ねたい…」

雄「横になったら落ち着くかな?バケツに袋かぶせてくるから待ってて。それ持ってなら向こう行けるからね」



バケツに袋を被せようとトイレから出ると、光くんじゃなくて伊野尾くんがいた。



慧「光が大ちゃん戻してるって聞いたから、何か必要なものとかありそう?」

雄「経口補水液あると嬉しい。」

慧「ありまーす!あと光からトローチ」

雄「まじさんきゅー」

慧「大ちゃんだいじょーぶ?じゃなさそう」

雄「ちょっと伊野尾くん見ててもらっていい?バケツとってくる」

慧「はーい」



バケツに袋被ってたからそのまま持って行って、伊野尾くんと2人がかりで有岡くんをベッドに運ぶ。



慧「たかぎぃ、一応トイレ蓋閉めて流したけど念のためそのトイレと洗面台とお風呂大ちゃん専用にしとこ。もしインフルだったらやばいしさ」

雄「確かに。そうだね」

大「まじできついんだけど…明日からコンサートとかやばい…」

慧「なんとかなるよ」

雄「そうそう。倒れなかったらね」

慧「ステージ上でゲロ吐かなかったら」

大「やめてよ…笑」

雄「JUMPみんな優しいから大丈夫。安心して頼って」

大「そうだね」

慧「ほら、スッキリしてる間に寝ちゃいな」

大「そうする…」



あのあと一度も起きることなく翌日を迎えた有岡くん。

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作者名:そら | 作成日時:2020年5月25日 2時

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