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大貴side


昨日のことははっきりと言って覚えてなくて…

目が覚めると体のあちこちにタオルが巻きつけられてる…?!なにこれ?!



大「めっちゃ寝た…」

宏「おはよ」

侑「早くないからおそよ」

大「…何時?」

侑「13時」

大「ホテルの出る時間過ぎてるんじゃ…」

侑「伊野ちゃんが色々手を回してくれてたみたいでホテルの方からサービスで延長していただいてるの」

宏「具合はどう?」

大「それが、めっちゃ回復した!」

侑「熱測って。涼介に言うから」

宏「挟める?」

大「よゆー」

侑「なんか昨日の方が可愛かったのに。っていうか大ちゃんあせくさっ」

宏「おれら起きた時あせびちゃびちゃで冷えたらやばいから着替えさせようかと思ったけどあまりにも寝てるから起こせなくて」

侑「熱下がってたらお風呂行ってね」

宏「ここの水圧気持ちいよ」

大「見て!熱下がってる!」

宏「うわ、すげぇ。36.9度?!逆じゃない?」

大「違うよ。シャワー浴びてくる」

宏「1人で大丈夫?」

大「もちろん…あれ?力が入らない…」

宏「やっぱり本調子じゃないんだから無理すんなよ」



びちゃびちゃになった服を脱いで、シャワーを浴びるとこの上ない至福を味わって。なんだかんだで出来てなかった歯ブラシを約2日ぶりにシャワーしながらしたけど、とてもスッキリした。

シャワーから浴びて新しい服着たときにやっと元気になったって感じ。



侑「大貴、あと1時間後にここでてメイクして本番して東京帰るんだけど大丈夫?」

大「へーき。もう元気だよ」

宏「まだ本調子じゃないんだからね?」

大「お腹は空かないけど、もう本当に元気なんだって」

侑「でも栄養と水分はちゃんと摂ってよ」

大「おう。」

宏「ゆっくりしてから行きますか〜」

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作者名:そら | 作成日時:2020年5月25日 2時

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