仲良しJUMP 13

りょーすけ ページ41

侑李side



裕翔と交代で部屋に入り、綺麗な顔で寝る涼介を見続けて何分経ったのだろう…



涼:「ちね…？」

侑:「ん？僕だよ」

涼:「飲み物…飲みたい…」

侑:「わかった」

慧:「はーい。スポーツドリンク」

侑:「すごいタイミング」

雄:「光くんがこれ持ってってってくれた」



雄也に支えられて飲み終えたらしんどそうな、幸せそうな顔で僕の方をニコニコ見てる。
可愛いんだけど若干怖いからね？熱がそれだけ高いと言う事なんだけど…



涼:「ちねーん！」

侑:「うわ…なに？涼介」

慧:「やまちゃんかわいいね〜」

涼:「ふふっ」

雄:「ほんと可愛い。」

侑:「今日の涼介は甘えたさんだね」

涼:「んーん」

慧:「まぁまぁ。やまちゃんお熱高いから寝ようね〜」

侑:「りょーすけ寝るよ？」

涼:「ちねんは…？」

侑:「僕はまだ…」

涼:「じゃあ寝ない」

雄:「知念も寝な？」

慧:「俺もベッドで寝よう〜」

涼:「ふふっ。3人で寝ようね〜」

雄:「え？俺は？」

涼:「ゆーやは下」

雄:「なんでだよ笑」

涼:「…いのちゃん…ゆーや…あのね…エレベーターではありがとう。…怖かったけど、ゆーやといのちゃんいたからあんしんしたよ…あ、だいちゃんもいたね…あのね…」

雄:「どういたしまして」

慧:「あのね？」

涼:「…」


横を見るとさっきより心なしか穏やかな顔ですーすーと寝息を立てながら寝てる涼介。



侑:「涼介いい顔で寝てる笑」

雄:「寝られてよかった。」

慧:「気になるけど…やっぱり身体はしんどいんだろうね」

侑:「にしてもほんと暑いんだけど。ぼく、あついやだ」

雄:「下よりいいじゃん」

侑:「…まぁ」



真夜中に熱が上がって汗びちゃびちゃになった涼介と同じ布団にいた伊野ちゃんとぼく笑

翌日には微熱まで下がって一安心。

翌々日からのお仕事一緒にがんばろうね。

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