仲良しJUMP 13

ひかちね ページ29

光side


…やばい。気持ち悪い。

そう感じ目が覚めた明け方。慌ててトイレに駆け込むと昨日食べたものが口から出てくる…腹痛てぇ。

そうだ…昨日知念からもらったラーメン食べたわ…薮がウイルス性だとかなんとか言ってたな…。

でも、昨日の今日で知念が治ってるはずもないし、移ったと知ったら知念はしんどい体で自分を責めるだろう。

吐いて、少し落ち着いた重たい体でベッドに入りボーッとする。

今日うまいこと過ごすことができれば…せめて知念にバレなければ。

俺はきっと大丈夫。




…そんなことを考えてたら集合時間だったから集合場所に行きいつものように過ごす。

痛い腹と気持ち悪いことをなかったことにして。



大:「知念、大丈夫？トイレ行く？」

侑:「…いく」

大:「行こうなー。あ！冷えピタも張り替えよ」

雄:「こっちで調整しとくから気にすんなよー」

裕:「知念いつからあんな状態？」

涼:「昨日の記憶全くないんだけど」

光:「お前らのせいで俺ら疲れたよ〜」

雄:「ほんとあのあと大変だったんだよ！伊野尾くんたち羨ましかったもん！」

慧:「そうだろうね。光の顔見ろよ、疲れきってんじゃん笑 で、なにがあったの」

雄:「酔っ払い2人のウザ絡みの極みを体験した。光くん途中で怒ってホテル部屋戻ったもん」

光:「だって、あれはないだろー」

宏:「とりあえずやばかったのは光を見ればわかるな笑」

涼:「ほんとごめんね」

裕:「これからは控えるから」

慧:「禁酒令のほうがよくない？」

裕:「それは勘弁を〜」



なんて話してると2人が帰ってきたからスタートです。

…はぁ、きちぃな。



薮:「並んで〜！…光？」

光:「ん？」

薮:「顔険しいぞ？」

光:「まぶしい」

薮:「そっか。」



薮に隠し事なんて出来るわけないよな…。

ひかちね→←ひかちね

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す