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「颯太くん、本当に上手だね！！」
ぱっちりとしたお目目をまんまるにしながら僕の方をみる。
うたみたをあげたわけではないから歌い慣れてはいなかったがよかった。
「知らない曲だけど難しそうなのに…すごいね。」
「裏声めっちゃ綺麗！」
「なんか慣れてるね〜。」
「このあと嫌なんだけど〜！！」
評価されるのは嬉しいけどなんだか恥ずかしい。
縮こまりながらどうも、と頭を下げ、マイクを置く。
次の曲が流れれば、みんなそちらに意識が移る。
そんな中、それでも僕の方に意識を向けてくれる人が一人。
「めちゃめちゃ上手！！予想以上！！」
「そ、そんなに…？」
少しでも格好付けられただろうか。
好きな人に褒められるのは嬉しい。
なんだかくすぐったい。
「もっとききたい！歌ってみたとかやったらいいのに〜ってくらい！」
やってます、なんて勿論言えず、今度二人でカラオケ行きましょう、なんて誘うこともできない。
「ありがとう…ございます。」
照れてそんなことしか言えない。
まぁ、たった1日の恋。
そう何度も言い聞かせて、ただただ褒められていることを受け入れる。
「照れてる？照れてる？」
悪戯っ子みたいに僕の顔を覗き込んでくる。
つまらなさそうにしていた彼女を楽しくさせたのが自分だと思うとそれが嬉しい。
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唯凛(プロフ) - 蝉-ｾﾐ-さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけるように頑張ります！また見にきてくださるととっても嬉しいです(^^) (2021年12月5日 19時) (
レス) id: 365f6982f1 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - みなさん» ありがとうございます〜！！ついに(?)新作出せました〜！宣言してからだいぶ経ちましたね…(汗) 相変わらずのんびり幸せの詰まったお話にしたいな〜と思いつつ、起承転結つけられるよう頑張ります！ (2021年12月5日 19時) (レス) id: 365f6982f1 (このIDを非表示/違反報告)
蝉-ｾﾐ-(プロフ) - 好きです。(唐突)面白い上に文章が素晴らしくて尊敬します(´；ω；`)次の更新がとても楽しみです。失礼します。 (2021年12月4日 23時) (レス) @page13 id: 19d8717651 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 新作おめでとうございます！そしてありがとうございます！笑 これからどんな展開になるのか…楽しみです！！ (2021年12月4日 18時) (レス) @page13 id: 73aaf1c921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯凛
| 作成日時：2021年12月4日 16時
