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れいら「もう着いてるって。行こ。」
何故か小さな声で伝えてきたれいらちゃん。
私が返信しないから、きっところちゃんかられいらちゃんのところにもメッセージが届いたのだろう。
トントン、と私を促すように肩を叩いて踵を返したれいらちゃんを追いかけようと振り返る。
その視線の端に、またほんの少し寂しそうな隼さんを捉えてしまった。
追いかけようとした足を止め、ころちゃんからのメッセージも返さなかったくせにスマホを開く。
『また今度。』
その一言だけ見せたら、隼さんは笑ってくれた。
良かった。
バイバイ、って私から手を振ってみたら、うん、って頷いて隼さんも手を振りかえしてくれた。
れいら「Aちゃん？」
少し先にいるれいらちゃんを駆け足でおいかける。
れいら「なに？何話してたの？」
何も無いよ、って笑ってれいらちゃんに首を振る。
声が出れば、隼さんにさそわれたんだよ、って、今回はお断りしたけど、今度帰ろ、って約束したんだよ、ってころちゃんにお話するみたいにれいらちゃんにもお話できるのかな。
今週、たくさんの今まで関わらなかった人が声をかけてくれて思った。
私も、私の言葉で伝えたい。
ねぇ、ころちゃん、Aにできると思う？
そんな不安を抱えながら学校を出ればころちゃんがいる。
こ「あっ。れいらちゃん、Aお疲れ。」
ころちゃんが声をかけてくれる。
でも、その後ろに1番会いたかった人。
ころちゃんの言葉も無視して駆け寄る。
さ「お疲れ、Aちゃん。」
さとみくんの言葉とほぼ同時に抱きついた。
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唯凛(プロフ) - 友達に腹黒ドSサイコパスと言われた…さん» コメントありがとうございます！こんな拙い文章でも読んでいただけるだけで嬉しいのに、好きなんてめちゃめちゃ嬉しいです…！ちまちまと書いていきますので、これからも読んでいただけますと幸いです(^^) (2022年2月2日 20時) (
レス) id: 1a2f301bb5 (このIDを非表示/違反報告)
友達に腹黒ドSサイコパスと言われた… - こんにちは！更新されてる！大好き過ぎて…いや、『愛してる』って告白したいくらいこの作品好きで、毎日のように確認してました！グヘ、グヘへ〃´∀`〃((殴⊂`д´⊂これからも応援してます！！更新ゆっくりで大丈夫なので頑張ってください！ (2022年1月31日 23時) (レス) @page47 id: 95427cdf5c (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - らいか。さん» コメントありがとうございます！無駄に長くなっているのに見返していただけてるなんて…！！まだまだ続きますが、読んでいただけたら幸いです。楽しんでいただけるものを書けるように頑張ります！！ (2022年1月24日 18時) (レス) id: 7d79fc65fd (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - ぽわさん» コメントありがとうございます！大好きなんて言っていただけてとっても嬉しいです！読んでいただけるだけでも嬉しいのに、コメントいただけて本当嬉しいです。励みになります！かなりのんびり更新になっておりますが、これからも読んでいただけたらとても嬉しいです！ (2022年1月24日 18時) (レス) id: 7d79fc65fd (このIDを非表示/違反報告)
らいか。 - こんにちは！この話大好きです！更新ないときも今までの見返してずっと待ってますね！これからもよろしくお願いします！頑張ってくださーい！ (2022年1月23日 7時) (レス) @page45 id: 843b3dd826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯凛
| 作成日時：2021年11月2日 6時
