話したい7【桃】

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A side

ころちゃんとさとみくんが動画撮ってるのを、後ろで静かに見ています。
ころちゃんゲーム上手いのは知ってたけど、さとみくんもすごく上手。
ころちゃんがマリ○やってるのはよく見る。
そのころちゃんに負けず劣らずくらいついてるさとみくん、すごい。
時折二人ともすごく口汚くなるけど…。
でも、二人の会話は仲がいいのがわかって、ファンの人たちはこういうの、楽しく見てるんだろうな〜、と思う。
見てるこっちも笑顔になれることをするって凄いよね。


こ「あー終わった。」

さ「叫びすぎたわ。」

「お疲れ様！」


撮影が終わったみたいで、さとみくんに抱きつく。


こ「まだもう一本撮るけどね〜…次は第五○格か。」

さ「ちゃちゃっと撮っちゃいますか。」


…二人はまだ撮影するらしい。
構ってもらえないのはすこし寂しい。
でも元々わたしが勝手にお邪魔してるわけだし、我儘は言えない。


さ「もうちょっと待っててね。」


そう言いながら私の頭を撫でるさとみくん。


「二人の見てるの楽しいからいい子で待ってる！」

こ「ほんっと、言葉選びがガキ。」


聞き捨てならないことを言われてころちゃんを睨むが、ころちゃんも楽しそうに私の頭を撫でてくる。
なんか絆されている…。

続いて二人が始めたゲームは、以前ジェルくんに見せてもらった時にやってたやつと同じだった。


さ「俺ここの暗号機回すわ。」

こ「あ〜鬼がいる〜♪」

さ「なんでそんな楽しそうn…」

こ「やめろやめろやめろ！！なんで二人いるのに僕なんだよ！！！！」

さ「wwww弱そうに見えたんやなwwww」

こ「はぁ！？ふざけっ、ちょ、あっ、よしよし板当てた。」

さ「ナイスぅ！」


追いかけてくる人、顔怖い…。
あっ、殴られた。
痛そう…。
うわぁ…ころちゃんが引き摺られてる…。

ゲームは嫌いじゃないけど、こういうゲームは可哀想に見えてしまう。
痛そう…。


さ「ちょ、お前寝てんじゃねぇよ！！」

こ「ごめんてwwwwwwwさんきゅ。」

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