話したい7【桃】

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な「説明するね。なんとなく把握してる子もいるけど、多分ころちゃんのリスナーさんかな？ころちゃんの放送行ったことある子は知ってる子もいると思うんだけど、ころちゃんに、料理上手なお友達がいるんですよ。俺たちも仲良くさせてもらってるんだけどね。
あまり知らない子も、クリスマスの時の俺たちのツイート見てもらうとわかるんだけど、すっごい豪華な料理食べたのよ。あの料理も全部ころちゃんのお友達が作ってくれたんだけど…。
ね？ころちゃん、これその子が作ったやつだよね？」

こ「えぇ〜？wwwwダメ？wwww」

る「ダメです！」

ジ「ダメに決まっとるやろ！」

り「てか俺たちももらってるのになんでそれで通用すると思ったの？」

さ「アホやろwwwww」


［ころちゃん作(幼馴染ちゃん作)］
［ころんくんの幼馴染が作ったやつかwwww］
［美味しそうなの納得www］
［人が作ったやつかーい］
［ころんくんwwwwww］
［みんながもらったものなんでバレないと思ったのwwww］

突っ込んだものの、Aちゃんが作ったものってこと…だよな？
他のメンバーはこのガトーショコラを食べたってこと？
俺はもらってない。

ハートのマカロンも、シフォンケーキも、俺だけ？
俺だけ別のもの作ってくれたってこと？

放送中にも関わらず、嬉しくて思わず顔がにやける。

でもなぜ俺だけ特別？
クリスマスの時のように、何かをしてあげた記憶はない。
それに、クリスマスのときはプラスワン。
明らかに今回は"別枠"と言わんばかり。
それに加えてライブ後の反応。

もしかして…Aちゃん、自分の気持ちに気付いた…？


こ「ね？さとみくんwww」


何かを勘づかせるようにころん に声をかけられる。


ジ「さとちゃんに逃げんな！」

な「自分で作ってこなかったって事でころちゃん最下位ー！」

こ「はぁ！？絶対これが一番美味しいからな！？」

り「知ってるよwwww」


わちゃわちゃ進む放送。
マイクに乗っちゃうんじゃないかと思うほど、俺の心臓はバクバクと音を立てていた。

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