話したい7【桃】

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れいら「今日はありがとう！明日がんばってね！」


れいらちゃんがここまで付き合ってくれたんだ。
頑張るしかない。
とは言っても、ただバレンタインとしてプレゼントするだけ。
告白とか、そんなことはまだちょっと心の準備ができてない。
でも、当たり前に渡してたようなプレゼントに、こんなにドキドキするなんて、やっぱり恋って特別な感情なんだなって感じる。


れいら「じゃあね！」

こ「暗いし送ってく。」

れいら「いや、無理です。いいです。大丈夫です。」

こ「なんで〜、るぅとくんは送ってったじゃん。」

れいら「るぅとくんでも帰り道死ぬほど緊張したので推しとか無理です。じゃあね！Aちゃん！」


バタバタと帰っていったれいらちゃんに呆気に取られたまま手を振る。
ころちゃんも、せめて駅まで送ってくる、ってれいらちゃんを追いかけて出て行っちゃった。

部屋に残された私。
さっきまでわちゃわちゃしてたから少し寂しくなるけど、お部屋に戻る。
さとみくんがとってくれたうさぎさん。
一人の時はいつも抱きしめないと寝れないくらい大事なもの。
これをとってくれた時にはもう、特別だったのかな？
いつから恋に変わったかなんてわからない。
でも、クリスマスだったり、旅行の時だったり、差し入れだったり…プレゼントは何度かしてきたけど、ここまで特別な想いで渡すのは初めてだ。
今までのことから、拒否される、なんてのは思ってないけど、それでもワクワクとドキドキと、少しの不安。

恥ずかしいからさとみくんだけ特別なんて言わないけど、心のどこかで気付いてくれたらいいな、なんて思っちゃうんだ。


ー・ー・ー・ー・ー
どーでもいいけど、マカロンとシフォンケーキってどっちも卵白大量消費レシピやん。卵黄余る….ってことで、義理・友チョコにガトーショコラを選んだ。

スランプなのか、さとみくんが出てこないからテンションが上がらないのか、自分で書いててつまんねぇなーと思う今日この頃。
それでも書くのをやめないのは、書いてることが楽しいからですね。
スランプではないのか？とにかく早くさとみくんを出したい。

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