30 死んだ目 ページ31
▼.(爆豪視点)
あの時...半分野郎がデクの前で出した炎だ。
Aの手から出た炎は半分野郎と同じものに見えた。唯一違うといえば半分野郎よりも動きが良い。コイツバカっぽいがなかなかいい動きをしやがる...。
運良く、カスっただけで済んだのはコイツの視力が落ちたおかげだろう。
クソッ...面白くなってきたじゃねーか！
紫だった白衣は赤い色が濃くなり赤紫色になる。
なるほど...おそらく、こいつは既に少なくとも２つの個性を交換しているってことだな。
肩で息をするところ、前に個性の交換は代償として体力が減るって言ってたのは嘘じゃねー。
考えていることは同じらしい。
教師陣が騒がしくなった。元から赤い白衣じゃない...赤い時すでに個性を使っていたということだ。
〈個性無許可使用だ。A今すぐ試合中止しろ〉
「はぁぁあああ！！！おい待てよ！こっからが勝負だろうが！！！」
『ｹﾎｹﾎｯ...邪魔すんなよ...楽いのが台無しだよ？ティーチャー』
吐血しながらも笑顔のAにゾッとした。
咳き込みながらゆっくり近づく度に、Aの周りの炎が火力を増していく。
炎の熱さで白衣が燃え始めた。
止めようとしたセメントスの作ったコンクリートの壁を簡単に壊し、そのコンクリートをミッドナイトに投げつけ動きを封じた。
その隙に俺の元へ走り出す。
コイツ強い...でも戦うしかねぇよな。
「怪我しても文句言うんじゃねぇぞ！！！オラｧｧｱｱ！！！」
最大出力の爆破をしようとしたが俺の手は簡単に叩かれ、またあいつの手が向けられる。
が...
想像していた炎とは違い、力の抜けたようにAが覆い被さるように倒れてきた。
「は？」
俺はAを退けて、立ち上がるがこいつはびくともしない。
死んだかと思い焦って胸ぐらを掴めば
いつも以上に死んだ目のAがいた。
『めんどくさい...降参する...』
生気のない声が返ってきた。
「しょ、勝者...爆豪君。」
その声に緊迫していた会場も「えー！」と驚きに包まれる。
「お、お前立て！」
胸ぐらを掴んで立たせようとするが、まるで力が入っていない身体。
もう何もしたくないとただただ、ぐったりしている。
『あー...何も楽しくない...』
もう一度Aを揺さぶるが結局ミッドナイトの個性で眠らされる俺。
「半分野郎といいお前といい...ふざけんなぁあああ！！」
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Noir - なんか..... (2018年3月16日 21時) (
レス) id: 5b7ef34bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - かさかさスライムさん» コメントありがとうございます！おしゅしＴ!?oh Yeah！ジャパニーズ文化の神！普通に欲しいです笑 更新頑張りますおすし！ (2018年1月22日 0時) (レス) id: 8069c66cf4 (このIDを非表示/違反報告)
かさかさスライム - おしゅしのＴシャツなら持ってます！（ノリに乗るｗｗ）更新再開嬉しいですしおすし！！更新ふぁいとです！！ (2018年1月20日 23時) (レス) id: 1f085f3530 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ひろとわ。さん» コメントありがとうございます！返信遅れてしまって申し訳ない...ダンゴムシTシャツとか着るのにも買うのにも勇気がいる品物を持つとは..勇者様だなきっと! (2018年1月15日 13時) (レス) id: 8069c66cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ひろとわ。(プロフ) - だんごむしTシャツなら持ってます！← この作品大好きです！更新応援してます！！ (2017年11月18日 13時) (レス) id: eff5283ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりあ x他1人 | 作成日時：2017年8月14日 14時
