【57】JM side ページ7
ージミン side
TH「珍しいよね、ジミナから呼び出すなんて」
JM「僕だってたまには聞いてほしい話もあるよ」
TH「…Aちゃんの惚気話なら帰るよ」
JM「ちょ、テヒョン、違うから」
学生が集まるファミレス。
学校終わりになんとなくテヒョンを誘ってみれば、今日は珍しく暇だったらしく、来てくれた。
SA「…で、何で私まで？」
JM「スア、パフェ奢るからそんな怖い顔しないで」
もう一人、俺たちの唯一気の許せる女友達スア。
友達というより、ほぼ幼馴染という関係に近い。
TH「じゃあ俺チョコパフェ！」
SA「あ、それ私が頼もうとしてたのに」
TH「じゃあ一口だけあげるよ」
テヒョンとスアと、そして僕。
ジョングクくんとAちゃんほど仲が良いってわけじゃないけど、物心ついた頃からよく遊んだり一緒にいたりする時間が多かった。
TH「…で、Aちゃんがどうしたの？」
テヒョンには奢ると一言も言ってないにも関わらず、奢られる気満々で頬張りながら切り出した。
何も考えてないように見えて、実はよく見てる。
JM「実はね、Aちゃんと別れた」
TH「…え？」
SA「あちゃー」
突然の僕の告白に、二人の動きが止まった。
テヒョンに至っては、びっくりしすぎて口が閉まらなくなったのか口の端から咥えていたポッキーがポロリと落っこちた。
TH「何で？振られたの？」
JM「いや、逆。僕から切り出した」
TH「……え、冗談でしょ？」
SA「あんなに大好きだったのに何で？」
てっきり僕が振られたと思ったらしい二人の素直な反応が返ってきた。まあ、そう思うよね。
本当に、Aちゃんしか見えてなかったから。
JM「僕がまだ、Aちゃんと知り合ってもなかった頃覚えてるでしょ？」
TH「うん。可愛い可愛いってうるさかったね」
JM「一目惚れだったからなぁ」
実は、テヒョンとスアしか知らない秘密があった。
秘密というより、別にわざわざこんなこと言わなくても良いって思ってAちゃんには言わなかっただけなんだけど。
Aちゃんに突然告白されて、恋人になったあの日。
ーーー本当は、僕のほうが先にAちゃんのことを知っていてたし、先に好きになっていたんだ。
だからすごく嬉しかったし、夢みたいだって思ってすぐにその告白を受け入れた。
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ミツ(プロフ) - (名前)わかなさん» 読んで頂いてありがとうございます(*´ω`*) (2020年2月9日 2時) (
レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - カナタさん» カナタさん初めまして、と、返すの遅くなりごめんなさい(；ω；)下手くそな文章なのにキュンキュンして貰えて嬉しいです！完結させて良かったなって思えました。最後までありがとうございました！ (2020年2月9日 2時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)わかな(プロフ) - もう最高です(*´-`) (2020年1月17日 19時) (レス) id: 3c8d998032 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^ 一気読みさせていただきました！推しとのお話だったので読み始めたらもぅ胸キュンが凄すぎて夜中に一人で悶えました！！ジミちゃんが良い子すぎて幸せになってほしいのとテヒョンとスアちゃんが結ばれることを祈ります^^ とても素敵な作品でした！ (2019年12月15日 4時) (レス) id: 9f93c96a0f (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - レイコさん» ジミンちゃんのお話も考え中ですので、その際はまたよろしくお願いします！有難うございます(*´ー｀*) (2019年12月11日 21時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミツ | 作成日時：2019年9月23日 11時
