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2杯目 ページ3

有「ただいま」



扉を開ければ知らない男物の靴がある



「大貴、家庭教師の先生がお待ちだから急ぎなさい。」



はぁ。めんどくせ。



いつもより短く感じる階段。



時間稼ぎをしたくてもすぐに部屋の前についてしまった。



開けようか、このままにしておいてもいいんじゃね?



))ガチャ


「あっ、君が大貴くん?」



いきなり扉が開き出てきたのは



俺よりも背の高い女の人?




有「っ、はい…」



伊「初めまして、家庭教師の伊野尾慧です。」





ふわっと笑い自己紹介をした伊野尾さんは



すごく天使のようだった。




有「有岡、大貴です。よろしくお願いします。」



伊「そんなに緊張しなくていいよ?

けど受験まであんまり時間ないからさ。

早速始めても大丈夫?」




あ、そか、家庭教師だったな。



有「はい…お願いします」



伊「よし!

じゃあまず今日返されたテスト見せて貰ってもいい?」



そんなこんなで始まった家庭教師。




テストの結果ですごい驚かれたけれども




伊野尾さんの教え方はすごく分かりやすかった。




伊野尾さんとなら勉強しても、いいかな?

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作者名:ゆう | 作成日時:2019年11月4日 21時

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