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．
それからｶﾌｪを出て
大きな街をﾌﾞﾗﾌﾞﾗ歩いた
そしたら有翔さんがｱｸｾｻﾘｰが見たいってなって
お店に入った
．
｢た、高そう…｣
有｢はは(笑)
いきなりAちゃんが小さくなった(笑)｣
｢やっぱりｱｰﾃｨｽﾄさんは違いますね｣
有｢そう言うAちゃんもすっごいの着けてるじゃん(笑)｣
｢あれは店長から貸してもらっているだけで、私は持ってないんです(笑)｣
有｢確かに、Aちゃんのｲﾒｰｼﾞじゃない(笑)｣
なんて話しながら一緒に見て回った
その時も手は離れることなく
しっかり握られてた
だから店員さんが私達をｶｯﾌﾟﾙと間違えて
ﾍﾟｱの指輪をお勧めされたときは思わず笑っちゃった
そしたら有翔さんが少し屈んで
耳元で小さく
有｢いつか買おうね｣
なんて言うから驚いた
けど、嬉しくて
｢期待してます｣
と笑ってみせた
．
．
．
結局、ﾌﾞﾚｽﾚｯﾄを買った有翔さん
店を出れば空はｵﾚﾝｼﾞ色だった
．
有｢そろそろ帰るか｣
｢…｣
有｢送ってくよ?｣
｢…｣
有｢家どこ?｣
｢…｣
有｢Aちゃん?｣
｢…ゃだ、｣
有｢え?｣
｢帰り、たくないっ…｣
有｢え!?
急にどうした?｣
．
今日はすごく楽しかった
心から笑えて
自然に話せて
ﾚｲじゃなくて、“A”として楽しめた
それはきっと有翔さんと一緒だったからって思う
だからもっと一緒にいたいからってのもあるけど
それより今家に帰ったら
あの女がいる
あの女がいたら＿＿＿
…とにかく帰りたくなかった
．
有｢そんなに帰りたくない?｣
私はｺｸｯと首を振る
有｢そしたら、もう１つAちゃんを連れていきたい所があるんだけど
…来る?｣
．
思わぬお誘い
断る理由なんてなく
差し出された手を握り歩き出した
．
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無 名 人 間 - この作品すごく好きです。ドラマは終わりましたが、更新頑張ってください！ (2014年8月1日 14時) (
レス) id: 4b5c0087d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかもめ*゜(プロフ) - みゆさん» ほんとですか!!ありがとうございますヽ(´ー｀)ノ*゜これからもよろしくお願いしますっ! (2014年7月15日 21時) (携帯から) (レス) id: da389f16ce (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説すごく面白いです！毎日見ててもあきません( ^ω^ )更新頑張ってください！！応援してます！ (2014年7月1日 17時) (レス) id: 199b77768c (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかもめ*゜(プロフ) - akaさん» いえいえ!ｺﾒﾝﾄありがとうございます(´ω｀) (2014年6月29日 19時) (携帯から) (レス) id: da389f16ce (このIDを非表示/違反報告)
aka - すいません…なんか色々間違えました( ノД`)… (2014年6月23日 19時) (レス) id: 9c96c1d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりかもめ*゜ | 作成日時：2014年5月16日 22時
