占いツクール
検索窓
今日:9 hit、昨日:25 hit、合計:11,327 hit

ページ3

あれから、メガネをあげる仕草が

資料室に来い、という合図になった。



呼ばれても特に何かすることもなく、

お互いに好きなことをしていた。



ただ、キスは毎回するのに、手は出してこなかった。





テスト期間のこの時期。

さすがの永瀬くんも勉強するのか

あまり呼び出されることは無かった。



そんなときだった。



「なあ、Aさん。お願いがあるんやけど…」

 

隣の席の平野くん。

イケメンで親しみやすくて誰とでも仲良くなれる人気者。

そんな彼が話しかけてくるなんてびっくりした。



「えっと、何かな?私にできることなら…」



ファンクラブもある平野くん。

断ったら、女の子達になんか文句を言われそうだからできることならと言った。

…まあ、引き受けても何か言われそうだけど。




けど彼から出てきたのは予想外の言葉で。



「俺に勉強教えてください!」

「…え?何で私に?」



正直に何故、私なのか分からなかった。



だって、私より頭の良い子はもっといるだろうし、友達の多い平野くんだ。

頼める人はたくさんいるだろう。



「だって、Aさんいつも10位以内には入っとるやろ?しかも教え方うまいし。だからお願いしたいんやけど…だめ?」



そう言って見つめられる。

この状況でダメとか言えないよね、、



だから、仕方なく



「うん、分かった。私でよければ」

「ほんま!?ありがとう!助かる!」




それからというもの、放課後、二人で教室に残って勉強するようになった。



教えるとすぐに分かってくれるのでそんなに苦労はしなかったし、

人に教えるのは自分の理解にも繋がるから有意義なテスト勉強ができたと思う。




テストが終わって、私も平野くんも良い成績を取ることができた。



「ほんまに、勉強教えてくれてありがとう!Aさんのお陰で今までで一番いい成績とれたわ!」

「いえいえ。私の力じゃないよ。平野くんが頑張ったからだよ」



ほんとにその通りだ。

教えていて気づいたけど
平野くんは分からなかったところは家で復習してきてたもの。
 



「あの、それでさ、お礼にお茶でもどう?」



特に予定もないし、いいよと言おうとしたら



「あかん」



後ろから聞こえてきたのは
 



「廉がなんで止めるん?」



永瀬くんの声だった。



.

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
88人がお気に入り
設定キーワード:永瀬廉 , キンプリ , Rouge
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rouge | 作成日時:2020年3月28日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。