従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

聞いてない３９ ページ40

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「いやぁぁぁぁああああああ！！ まふくんんん！！！泣」





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教室に入り、おはようと言い出そうとした刹那。悲鳴のせいで耳がキーンとした。犯人はど真ん中で泣きわめいている隣のクラスの子。朝から元気なこった………。


てか、まふくん？？ まふくんって言ってるよね？？ なんかあったっけ？





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『ねえどうしたの』

藍「今すぐネット見な」

『え……？』

藍「Twitt○rめっちゃ荒れてる」

『あ、荒れてる………？？？』





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藍に言われた通りに見てみると、トレンドに、「まふまふ」「彼女」の文字。

まふくん彼女いたんですか！！？ なんてツイートがやまほどある。



え、彼女なんていましたっけ？ 私１ヶ月一緒に住んでるけど、女の気配全くないよ？？





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『なにこれ』

夏那「Aさ、昨日の夜まふくんに会った？」

『…………え、うん。なんか仕事終わらせて、やばいテンションで迎えに来てさ。やばかったわ、あれ…。え、なんで知ってるの？』

夏那「帰り道とかでハグしたりした？ バックハグ」

『え、こわ。なにストーカー？』

紀仍「じゃあ、Aで確定か」

藍「…………撮られてるよ」





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『…………は、？』

夏那「はい、これ」





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夏那が差し出したスマホには昨日のまふくんと私。暗くてよく見えないけど、白髪の高身長男性なんで東京にそうそういないし。てか、いてたまるかって感じだし。あと服が一緒。


撮られちゃってんじゃん、まふまふさん。なぁにが大丈夫だよ！！！





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『…………誰もこれの相手が中学生だって分かんなかったわけ？』

夏那「まあ、まふくんが覆いかぶさってるしね。身長とかあんま分かんないでしょ」

『………………結構まずい状況な感じ、？』

藍「あれ見てれば分かるでしょ」





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藍が未だに泣き叫んでるあの子を指さす。



あぁ…………うん。





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夏那「ほんとに荒れてるなぁ…………」

『私、これどうしたらいいの？』

藍「普通に事実説明しかなくない？」

紀仍「なんとかなるといいね」





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「まふくん当分僕は彼女いらないって言ってたじゃん！！！」







『彼女じゃない……』

夏那「冷静に考えるとこの状況めちゃくちゃ面白いんだけど笑」




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