従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

聞いてない２７ ページ28

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「中学生４人で縮こまって大変ですね。みなさんもう来年には高校生でしょう？」





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嘲笑うように、見下すようにそう言い放つまてぃあさん。


４人もいるのに圧倒的に劣勢。
いやそりゃこんな状況に慣れてる中学生なんてどこ探してもいないでしょうよ！





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「というか、３人は秘密にされてたんですよね？ 歌い手が好きなんでしょ？ 独り占めされてたとか腹が立たないんですか？」





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……………そうじゃん。この状況ですっかり忘れてた。私３人にまふくんのこと言ってないじゃん。隠してたんだよ。


え、待って、これ最悪まてぃあさん＆３人vs私１人とかになっちゃうんじゃ…………





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Aの人間関係壊すとかしたくないからもしもの時は言っていいからね？

僕のことその歌い手好きな友達には言ってないの？とこの前聞かれた時のまふくんを思い出した。その時はそんなんで壊れる友達いないって笑い飛ばしたけど…………。



絶交はしなくとももう仲良くしてくれないんじゃないか、そんな考えがよぎってしまう。そうしようもなく不安になる。


こんなことなら言っておけば………





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藍「……それくらい気付いてるんで大丈夫です」

『え、？』





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思わずうつむいていた顔をあげる。

え、きづ、気付いてる…………！？





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藍「私たちもそんなバカじゃないんで。Aがまふくんの従兄妹なことくらいとっくに」

『え、ちゃんと隠して……』

紀仍「すごく分かりやすかったんですが？笑」

夏那「まあ言えないんだろうな〜〜って思ってた」

『嘘でしょ！？ ボロが出ないようにって気遣ってた私がアホみたいじゃんそれ！！』

藍「うん」

『ちょっと』





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初めて知る事実。えーびっくり。





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夏那「今のたらい回しももしかしてそらるさんとかのところとか行ってるのかな〜って」

藍「くろちゃんのところ行く？」

『行かない。てかまだ会ったことない。あ、昨日はうらたさんだったよ』

紀仍「それもっと早く聞きたかったかな」

『家めっちゃ綺麗だった』





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いろいろ問い詰めたいけど、受け入れてくれたという事実に安心してしまってそれどころじゃない。






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