従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

聞いてない２５ ページ26

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そんなこんなで帰り道。

そういや通学時間が１時間くらい長くなったから何気に大変になったな。特に荷物の多い日。


あ、けど志麻さんのお家はかなり学校に近くて、20分くらいの距離。駅から歩いてる間に絶対迷うから結果的にかかる時間は同じだと思うけど。


てか、昼休みまてぃあさんのことで話終わっちゃったから志麻さんについて聞いてないじゃん。聞こ。




ねぇ、ちょっと志麻さんについて教えてくれない？




そう言い出したその時。遮るように声をかけられた。





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「あの。ちょっといいです？」

『……はい？』





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声をかけてきたのは、知らない女の人。ちなみに明らかな地雷系。ちょっと後にしてほしかったかな。まだ志麻さんについて何も聞けてないんだよ。



だけど次に出てきたのはその全部を吹き飛ばすような衝撃的な一言。





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「相川Aさんですよね？」

『……え、？』

「ふふっ笑 はじめまして」

『誰、』

「まふくんの従兄妹さんならそれくらい知ってるんじゃないんですか？」





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リスナーですよ、まふくんの。貴方がものすごく気に入らないんです。



笑顔で言うから背筋がゾクッとする。この人が…？ まだ今日教えてもらったばっかだって。フラグ回収早すぎでしょ。





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