従兄妹がまふまふとか聞いてない【mfmf】

聞いてない１０ ページ11

.





そして、翌日。また迷いそうになったけどなんとか駅まで行くことができて、遅刻にもならず登校できた。


ちなみに昨日は楽しくゲーム三昧。しかも深夜まで。
まふくんの家には引くほどたくさんのゲームがあって、すごい楽しかった。またやりたい。



朝は泊まっていった浦田さんに起こしてもらって、朝は弱いんだって話したら相川家の朝が心配だって笑われた。目つきも全然怖くなくなった。よかった。

まふくんも昼夜逆転生活とかしてるからなのか朝弱いらしい。すっきり起きれないんだとかなんだか。





.





夏那「そうだ、結局何お仕事してる人だったか聞いた？」

『……あ、聞いてない。聞きそびれた』

紀仍「まあ、いつか知れるよ」

『分かったら言うわ』

藍「待ってる」





.





たしかに職業を聞くの忘れてた。

でも、何度も言うけど、あんな高級マンションの最上階に住めるってことはそれなりのいい仕事なんだとは思う。朝弱くて、昼夜逆転生活でも稼げるんだなぁ………。



なんだろ、やっぱマフィアかな。





.





紀仍「従兄妹の家にお世話になるとかどこの少女漫画？ とは思ったけど、なんか普通にうまくやっていけそうだね。安心した」

藍「禁断の恋芽生える、みたいなやつでしょ？ 笑」

『絶対ないわ』

藍「素敵なフラグ」

『やめて』





.





でも、あのスペックのよさ。彼女の１人や２人くらいいてもおかしくないよね。今日帰ったら聞いてみようかな。

いやでも、さすがに人の恋愛事情に首突っ込むのはあれかなぁ……………。






.






藍「そういや96月聞いた？」

『あー、えっと、東京なんたらセッションのやつ？ 聞いたよ。宿題しながら』

藍「Aもこれを機に歌い手ハマろうね」




.

聞いてない１１→←聞いてない９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す