3話.丶丶 ページ14
木の上から緑のパーカーを着てフードを深く被った音が降りてきた。
攻撃してきたジュカインのトレーナーはこの人らしい。
それもロボロの反応を見るにロボロの知人？
「ロボロまさか...」
rb「いやいやいやいやちゃうわ！
俺もこいつ来とったの気づかんかってんて！」
zm「いやぁロボロ君案内ありがとうございますw」
rb「してへんわ！誤解招くからやめろ！」
zm「まっ、冗談は置いといてやな。
妙な行動するもんやから跡つけさせてもらったわ
そいつが例のエーテル財団の令嬢 Aちゃん？」
「...そこまで知られてるんだったら隠す意味ないですね。そうですけど、それがわかってどうするつもりですか？」
zm「俺からしたら素直に着いてきてくれた方が嬉しいねんけど、そんなつもりないやろ？」
当たり前だ。
自ら捕まりに行くわけない。
保護されて、地獄に行く馬鹿がどこにいる。
zm「やからこういうのはどうや？
明日から我々式バトルハウスから数名、Aちゃんの捜索に入る。
そこで捕まらんかったら逃げてええで。
捕まったら大人しく着いてきてもらうわ」
「それを今言うくらいだったら今捕まえた方がいいのでは？」
zm「そんなん俺が楽しないやん。
今日ロボロの跡ついて行ったのもどういう子か気になってただけやし」
「随分と余裕がありますね」
zm「お？なんなら今からみんな呼んでええんやぞ？」
「...」
下手に挑発しない方が良さそうだ。
このゾムという男、やりかねない。
zm「精々頑張って逃げてな？...ロボロはどうするん？」
さっきからずっと黙っているロボロにゾムが話しかける。
昼とは違い、布面がないおかげで顔が見えて、目線を下に落として歯を食いしばっているのがわかる。
そして意を決した様子で言った。
rb「...邪魔するに決まってるやろ」
zm「それ、グルッペンに逆らうってことやで。
意味、わかってんねんな？」
rb「...わかってるわ」
我々式バトルハウスの管理者でありリーダーのグルッペン・ヒューラー。
きっとロボロは我々式バトルハウスメンバーの一員なんだろう。
そしてリーダーに逆らうということは...タダでは済まない気がする。
「ロボロ、私は大丈夫だから＿」
rb「俺が好きでやってることやから気にせんでいい」
zm「じゃ行くでロボロ。明日楽しもうや」
そう言い残してゾムはロボロを連れて去っていった。
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理央 - こんにちは！吸血鬼の頃から楽しく読ませて頂いてました！二つともえぐい位の神作品…(syp sho 寄りの箱)これも名作の予感!?更新頑張って下さい！では最後に〜？ はい、サイドチェストォォォォォ! (2020年5月19日 8時) (
レス) id: 091f5a802b (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - はじめまして！吸血鬼と専属武器を見て新作楽しみに見に来ました！これからも更新頑張ってください！面白い楽しい惹き込まれる話をありがとうございます！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: 5fb94517ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆま | 作成日時：2020年5月18日 13時
