純粋な夢 ページ39
Noside
『ていくんていくん!』
胡「さっきから気になってたんだけど、なんで鍾離さんのことていくん?って呼んでるの?」
鍾「愛称のようなものだ、気にするな」
胡「ふーんそっかぁ」
胡桃にかなり痛いところを突かれた鍾離だが、なんとか誤魔化せたことに安堵し
Aを膝に乗せながら頭を撫でる
タル「は〜ぁ…いいなぁ先生は懐かれてて…昔から知ってるってのもあるだろうけどさ〜…」
鍾「そう落ち込むな公子殿、好感度の差は普段から俺と公子殿では歴然じゃないか
気に病むことはない」
タル「うん、それ全然フォローになってないからね?なんならさらに傷抉られた気分なんだけど?」
『おにいちゃんのおなまえ、こーし?っていうの?』
タル「話しかけてくれた!!俺の名前はタルタリヤだよ!Aちゃんは好きなものとかある?」
胡「どうせこの頃からあっち系の漫画とか言うんじゃ…」
『えっとねーAね!おひめさまになりたいの!だからきれいなドレスとかフリフリのふくとか
大好き!』
胡「めちゃくちゃ純粋な夢持ってる!?!?」
普段から下ネタばかり言っている人がお姫様になりたいなんて言っていたら誰だって驚くだろう
幼少期のAはまだ純粋だったらしい
タル「そっかそっかぁ!Aちゃん可愛いから絶対になれるよ!なんなら俺がしてあげる!」
『ほんと?!じゃあおにいちゃんはAのおうじさまだね!』
タル「どうしよう天使すぎて○ぬ…大丈夫!世界の不純物全てから君を絶対に守り抜くから!!」
胡「あなたがすでに不純物でしょうよ、というか幼い時はこんなに純粋なのに
なんであーなっちゃったんだろ?」
鍾「まぁ、色々あったからじゃないか…」
胡「鍾離さん…?」
疑問に思ったこと口にすると、鍾離の雰囲気が変わった気がした胡桃は少し不安になった
そんなことも気にせず、Aにデレデレなタルタリヤは
いつの間にかAを膝の上に乗せて髪を結ってあげていた
タル「はい完成!どう?気に入ってくれたかな?」
『わぁかわいい!ありがとうおにいちゃん!Aおにいちゃんのことだぁいすき!』
タル「かはっ!!俺も愛してるよAちゃん!!!」
『お礼にちゅーしてあげるね!』
タル「へっ?」
胡・鍾「「え」」
Aはタルタリヤの頬にチュッとキスをした、その瞬間ボフンっと煙が出てAの体は戻っていた
頬にキスをしたまま…
『……は?』
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花雪(プロフ) - ぱぁさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました!喜んで頂けてよかったです! (2022年11月18日 23時) (レス) id: bc2917c11b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - うわー!!もう私なんかのリクエストに答えてくれて本当にありがとうございます!!もう最高過ぎてヤバいです(語彙力) (2022年11月18日 3時) (レス) @page49 id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
花雪(プロフ) - セラさん» ありがとうございます!とても励みになります! (2022年11月17日 12時) (レス) @page49 id: 3b60574536 (このIDを非表示/違反報告)
セラ - 初コメ失礼します。このシリーズ大好きです!毎回面白いものをありがとうございます!これからも拝見させていただきます!! (2022年11月17日 8時) (レス) @page49 id: 1c00c5b49c (このIDを非表示/違反報告)
花雪(プロフ) - ぱぁさん» 別垢から失礼します!了解です!温泉編終わったら書かせていただきます! (2022年11月2日 20時) (レス) id: bc2917c11b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春雪 x他1人 | 作成日時:2022年9月8日 18時