第１４話 強い ページ16
―数か月後 フランス ジュラ Ｎｏ side
フ「んー・・ここに来るのも久しぶりですねー」
リンゴではなくカエルの被り物を被り、黒い服に身を包んでいるフラン
ベ「で？任務ついでに寄りたい所ってココかよ」
どうやらベルとの任務でフランスに来ていたようだ
フ「はいー。ユニが元気にしてるかなーと思いましてー」
ベ「ユニって・・あんとき一緒にいたガキ？」
フ「それ以外に誰がいるってんですかー。だから堕のつく王子になるんですよー、堕王子」
ベ「カッチーン。死ねよクソガエル」ビュビュッ
ドスドスッ
フランのカエル帽にナイフがつき刺さる
フ「きゃー、やめてくださーい」
そうこうしている内に、かつてフランとユニが住んでいたお婆ちゃんの家についた
ベルは家の前で待っている
フ「・・・」
ガチャッ
家の中に入り、台所にお婆ちゃんの姿を見つける
フ「おばーちゃん、ただいまですー」
お婆「！この声は・・フランかい？」
フ「はいー。用事で戻って来たのでついでに寄りましたー・・・で、ユニってどこにいますー？」
お婆「ユニちゃんなら２年ほど前に家に帰ったよ」
フ「！それってどこですかー？」
お婆「さあ・・・でも、アリアさんが亡くなったそうで・・」
フ「！？アリアさんがですかー・・・？」
お婆「えぇ」
フ(そんな時に・・ミーは傍にいてあげられなかったんですか・・・っ)
フランは拳を固く握る
お婆「でも、あの子は強いわねぇ・・・」
フ「・・？」
お婆「私の前じゃ、絶対に泣かなかったんだもの」
フ「お婆ちゃんの前じゃって事は・・一人で泣いてたんですかー・・・？」
お婆「・・あの子の部屋から、押し殺すような鳴き声が聞こえてねぇ・・まだ小さいのに、なんでも抱え込んじゃうの」
フ「っ・・・じゃあお婆ちゃん、ミーもう行きますー・・」
お婆「そうかい・・気を付けるんだよ＾＾」
フ「はいー」
フランは逃げるように、家から出た
ベ「うおっカエルいきなり出てくんじゃ・・・・」
飛び出してきたフランを見て固まるベル
フ「・・・」
ベ「お前・・そんな顔すんだな」
始めてユニ以外に見せたフランの表情
しかしその表情は、悲しそうで、悔しそうだった
フ「ベルセンパーイ・・帰りましょー」
ベルの前を歩いていくフラン
ベ「あ、あぁ・・・」
フ(・・・ユニ・・)
Ｎｏ side終
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うさえもん(プロフ) - ヤバイ・・・ユニ可愛い！！！なんなの？あの可愛さ。・・・天使だわー(*´д｀*) (2015年2月8日 21時) (
レス) id: 3c72aba461 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ王子♪(プロフ) - 皆様応援ありがとうございます！！ そして申し訳ありませんでした！！ＰＣが壊れてしまい買い替えるまで小説の更新ができなかったという不運に・・・っ 今日からまた更新再開させて頂きます！ (2015年2月8日 21時) (レス) id: 62e15fbc17 (このIDを非表示/違反報告)
夢乃 - 更新頑張ってください！待ってます。 (2015年2月6日 14時) (携帯から) (レス) id: ffbee05cb0 (このIDを非表示/違反報告)
KYOKO(プロフ) - いつも、楽しみにしてます。更新がんばってください (2015年2月2日 21時) (レス) id: b01b3154b3 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ユニがいい子過ぎる････（号泣） (2015年1月31日 23時) (レス) id: f1bc01ed23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ王子♪
| 作成日時：2015年1月10日 20時
