1話 ページ2
No side
『はぁ、』
深くため息をついて居るのは
白銀の髪に真紅の瞳を持つ青年。
足元は暗く見えづらいものの、
しっかりと見てみるとそれは顔の原型が分からないほどに腫れ上がった人。
そこに現れた少し小柄な青年。
彼は、
「おいおい〜…、問題起こすなって言われたばっかじゃねぇかよォ、w なァ、(夢主)?」
そう諭すも、
『猛じゃーん?よっす、
なァなァ、骨のあるツッパリとか居ねェ??』
(夢主)と呼ばれた青年はそれも無視し、
楽しそうに物を探すような目で猛と呼んだ青年を見て、
「そーだな…、、
そうだ、石橋と吉村って奴らが
ヤ クばら撒いてったらしい。
其奴らならお前も楽しめんじゃねェか?」
ニィッ、と嫌な笑みを浮かべつつそう言うと
『おっ、いい提供ありがと!
早速行ってくるわァ、』
“猛” それは、
開久No,2の相良猛を表す。
少し煽てられた(夢主)
と呼ばれた青年は下っ端たちに
その場の後処理を任せ、路地から消え去る。
(夢主)に
ボコされていた青年たちは次々と目を覚ましこう言った。
〈ッ…あれは…バケモンだ……!
アイツに喧嘩売っちゃいけねぇ…!!〉
等
口々に青年を恐れる言葉を吐き捨て、
(夢主)の下っ端たちを突き飛ばし、
ふらふらと覚束ない足元で
自分の学校へ戻り。
(相良さん、さっきの奴らの学校って…)
「あァ、
軟高だな……、もしかしてアイツも探ってる…?」
ありえない話ではないだろう。
(夢主)の家はヤ クザ 。
そう言った情報が入ってくるのも早い筈。
((夢主)さんも自分なりに探してたんすかね、
石橋と吉村って奴。)
「まァ……緩い気もするけどよ…
取り敢えず、お前らは(夢主)んとこ行って来いや、
アイツ目ェ離したら直ぐなんかしでかすんだよ」
(っす!!
では、また学校で!!
相良さんも喧嘩はほどほどにしてくださいね!!)
そんな軽口を言いながら
(夢主)と呼ばれた青年の
下っ端たちは自分の尊敬するヤツの元へ行き、
相良はそこに残って居るまだ起きていない
ボコされた奴らを引っ叩いて起こし、
自分なりの捜索方法で
石橋、吉村の2人を探し始めた。
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
jsu - BLでおねがいします!! (2020年11月13日 21時) (レス) id: e5fdedef53 (このIDを非表示/違反報告)
ROZE(プロフ) - アッチ系でお願いします! (2020年2月19日 9時) (レス) id: aada1f3455 (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - BLがいいです! (2020年1月19日 8時) (レス) id: 6339e1e757 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - ノーマルでお願いします (2020年1月16日 7時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yunigizen | 作成日時:2020年1月15日 0時