TRUEENDを求めて4

145話 ページ3

数々の特訓を乗り越え…遂に運命の1か月
適度に筋肉も付き、(パピルスの食事もあって)トレーニング前とは別人のような体型になった




今日測る50ｍ走をベストタイムで乗り切れば晴れてトレーニング終了である

ちなみに現在の自己ベストは7，52
特訓前は9秒後半だったことを考えると、かなり成長した



パピルスがせっせと雪を掘って作ってくれたライン上に立ち、クラウチングスタートの構えをとる
ゴールでタイマーを持ったアンダインが準備オーケーというように、向こうで手を振っている




パ「いくぞニンゲン、よーい…ドン！！」


パピルスの合図とともにニンゲンは雪の上を駆け抜ける
女子にしてはかなり速い速度で、あっという間にアンダインのもとまで辿り着いた


貴「タ、タイムは…？」


ゼーゼーと息を吐くニンゲンに、アンダインがゆっくりタイマーをこちらに向ける



7，33



自己ベスト更新だ

貴「やったあああああああああ！！！」

ア「＊よくがんばった、じょうできだ！」

パ「やるじゃないかニンゲン、すごいぞ！」


両手を上げて喜ぶニンゲン以上に、アンダインとパピルスが祝福してくれた
ただ肩はバシンバシン叩かれるし、頭はワシワシされるしでかなり痛そうだ




ア「＊はやくいってこい、まだあさもはやいからな
いまのおまえなら、ゆうがたにはアズゴアのところにつくんじゃないか？」

パ「おうえんしているぞニンゲン！オレさまはちじょうにでれるのをたのしみにしながら、ここでまっているからな！」


貴「じゃ、いってきます！」


二人に背を押され、見送られながらニンゲンはスノーフルから飛び出していった









貴「よっしゃ、今日は調子もいいからこのままホットランドまで走って行っちゃうか〜！」

スノーフルを越えてウォーターフェルを爆走していくニンゲン
しかしいくら鍛えたからといっても何事にも限界というものはあるわけで、調子こいていると…











貴「づ、づがれだ…ヤバい、きぼぢわるい吐きそう…」

すぐにこういう風になるので要注意

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