【名探偵コナン】降谷さん！いい加減にしてください！！【警察学校組】

番外：名探偵といっしょ１ ページ26

◆コナン視点、降谷以外4名も29歳やってます


岡本Aさん。最初ポアロの前で彼女を見かけた時は、何してんだろって単純な興味で話しかけただけだったんだけど、まさか警察関係者だとは思ってなかった。

なんと言うか、纏う空気がそれっぽくなくて。いや、別にぼーっとしてるとかじゃねぇんだけどさ。


その後高木刑事と佐藤刑事と親しそうに話してるのを見かけて、知り合い？と聞けば、何でもあの2人より先輩の警察事務職員らしく。

しかも、会計課と聞いて、あー、苦労してそう、とは思った。真っ先に浮かんだ原因は公安の彼らだったけど。


そして、あれから何やら彼女と事件に巻き込まれる事が多々あった。ちょっと手短に話すと、以下の通り。




◇都内某デパートにて


「こっこれは...！！」
『おぉ、マジか、どっからどう見ても爆弾だねぇ』
「(何この緊張感の無さ)え、ええと、Aさん、ソーイングセットとか持ってる？」

『あ、あるよ〜ちょっと待ってね、とりあえずフタ外してみようか』
「えっ、Aさんが解体するの！？経験は！？」
『え？無いよそんなの、私爆処理班じゃないもん』
「(ええー何この人)でもやり方とか、」
『あぁ、なので今からこの配線のとこを写メってー、よし、送信！ちょっと電話してもいい？』
「う、うん」

『あ、もしもし？萩原くん？今写メ送ったんだけどね、爆弾解体したいから指示ください』
〈えっ、ちょっとAちゃん！？待って待って今どこ！？俺ら行くから！！〉
『それがねぇ、タイマーがほら、ご覧の通りあと20分でして。間に合いません』

〈え、えぇーいや、うん、他に誰か居ないの？〉
〈つか何で萩原なんだよ俺も隣に居るんだけど〉
『他に警察関係者は居なさそうかな、避難の方は少年探偵団が頑張ってくれてるので完了しそうです。あと松田くんより萩原くんの方が教え方が優しそうだから』
〈そりゃあ、Aちゃんになら優〜しく手取り足取り教えたいけど、〉
『...とりあえず最初にこの辺ぶった切っていいですか？』
〈わっ、ちょっと待った！！指示する！指示するから！！〉

番外：名探偵といっしょ２→←----------------------***

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す