11話 ページ15
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「はぁ…浅野め…あいつマジで…」
学校からの帰り道、私はまだチョコの事を根に持ち、ぶつずつと不満をぶちまけながら帰っていた。
「あ、そういや私ぼっち」
え、ぴえん。
1人でそう呟いたのも悲しくなって来た。
「コンビニでマカロン買おう…あ、違う売ってんのロー○ンだ…」
虚無顔で歩いてロー○ンに入った。
「……あれ、カルマ？」
業「Aじゃん。何してんの？」
「え、マカロン買おって思って来た」
業「……Aそんな女子力高いスイーツ食べんの？」
「殴りてぇ」
私にそんな事を言ってくるカルマの手にあるのはいちご煮オレ4パック。
飲む量がえぐい。
「高校ではもうちょい女子力上げた振る舞いするか…」
業「どうせ優香と瑠璃に下げられない？」
「赤羽業って奴は余計な事を…」
はぁ…とため息をついてカルマを見る。
業「……何？」
そのままぼーっとしていたらしく、カルマが首を傾げた。
「いや、顔は整ってんのにもったいないなぁって」
業「それAにそのままお返しする」
「私がうるさいって言ってんのかこら」
「え？そんな事言ってないじゃーん」ととって付けたように言うカルマに腹が立つ。
業「そんなんじゃ一生彼氏出来ないよ？A。」
「……うるさいね。私にもいるわ、運命の相手くらい」
業「へー……じゃあさ」
急に真剣な顔になったカルマに私は首を傾げる。
業「Aにその人が見つからなかったら、俺が貰ってあげる」
「……は？」
ぽかん、と口を開けた。
キャラらしくない。と思った私はどう返していいかわからずに頭の中で考えを巡らす。
業「……なーんてね」
「…なんだ、びっくりしたわ」
業「見つかると良いね〜、運命の相手とやらが」
「バカにしてんでしょ」
一瞬ドキッとしたなんてそんなの一生秘密だ。
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みくる(プロフ) - mitoさん» お、おぉ？が、頑張ります…？ (2020年8月18日 13時) (
レス) id: 4e9f5b28a7 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - こうしんがんばってく (2020年7月13日 11時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
みくる(プロフ) - キャラメルぽっぷこーんさん» ありがとうございます！頑張って更新出来るようにします…… (2020年6月21日 21時) (レス) id: a95bfbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルぽっぷこーん - バレンタインのノリめっちゃ好きです！続き待ってます！ (2020年6月14日 20時) (レス) id: bc43941312 (このIDを非表示/違反報告)
みくる(プロフ) - ちかさん» ありがとうございます！亀更新ですが、よろしくお願いします！ (2020年6月14日 9時) (レス) id: a95bfbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みくる | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mikuruhomupe/
作成日時：2019年11月9日 10時
