幽霊の見える小学生になった件7th

件名:追跡劇の率役者19 ページ37

あらすじ:キャメル火を消せ！

「ごめん！火の起こし方を教えた時にちゃんと忠告すれば良かったね。」

「気にするな……確認を怠った俺にも非がある。それで？火の始末は済んだのか？」

《でもよ、これで奴らに知られるんじゃねぇか？》


《確かに。キャンプ客と間違われたほうが良かったかもね。》


そう、これも天然ボケ中の(？！)赤井さんらしいミスだ。

降谷さんがここにいたらキレ散らかしてるな。

"何してんだFBI！！！"

容易に想像できるよ☆

NOside
一方……

「ｸｼｭｯ!」

現場指揮をしていた降谷はくしゃみをしていた。

「降谷さん、大丈夫ですか？」

こっそり風見が降谷に聞いた。

「問題ない。それでどうなった？」

何も知らない降谷は仕事に勤しむのだった。

なにも知らない降谷の旗でキャメルは海猿島のペンションらしき場所に身を潜めていた。

「指示したものは手に入れたか？」

沖矢昴に変装している赤井秀一は聞いた。

横と後ろではコナンとAが耳を済ませていた。

「コーヒー豆の麻袋を3つ入手しました！ひとつは中身が入っていたので抜かせてもらいましたが……あとカフェに隣接する観光案内所からガムテープとカッターナイフを。」

キャメルがそう報告すると赤井は追加で指示した。

「カフェならストローがあるはず。それも拝借しておけ。」

するとキャメルは不思議そうな顔をした。

「でもこんなもの一体何に？」

「お前をより自然に同化させるために必要なんだよ。」

「それと、今、キャメルさんが持ってる物教えてくれる？」

コナンがキャメルにそう聞いた。

「た、大したものは持ってないよ。ペンライトにFBIのIDに、GPSが壊れたスマホに、それにしても連動してるインカム。あ！そういえば出かける前に赤井さんに頂いたハンチング帽も捨てずに持ってます！後で返さなきゃと思って！」

するとコナンも赤井もハッとした様な顔をした。

Aはああ、あれねと言いたげな表情だ。

「でかしたぞキャメル！そいつは切り札になるかもしれん！」

「こ、これがですか？」

キャメルの頭の中は？ばかり浮かんでいた。

そんな時だった。

カラン

「こんなわかりやすいところにいる訳ないっつーの！」

「念の為だよ……」

「や、奴らがカフェに……！」

作者です。ちょうどアニコナでこの話の前日譚的なものが出されましたね！！時代を先取りです(？)うっかりウォッカが次回出ます！よろしくお願い致します！

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