愛して、愛されて (ページ21)

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JKside

思い当たるところに行ったがヌナは見つからない

こうなればあとは事務所のみ

事務所の中を探し回った

だが見つからない

社長室に行ってみよう

そして社長に聞いてみよう

そう思い社長室に向かった

急いでいた為ノックをする事さえ忘れていた

勢いよくドアを開け中に入ると

左側にあるドアの前で鼻をつまみながら下を向いている社長とガードマンがいた

俺はその瞬間悟った

ここにAヌナがいるんだって

そして俺の勘があっていたことを

またドアの開く音がして振り向くとユンギヒョンが来ていた

そしてようやく気づいたのか社長が驚いたようにこちらを見た

YG｢社長、これはどういう事ですか｣

そう、ユンギヒョンが少し怒ったように言う

社長｢これはAが自身で決めたことだ。お前らにも口出しはさせん。｣

そう言われるとユンギヒョンは悔しそうに唇を噛んだ

JK｢社長、Aヌナはここにいますよね｣

社長｢あぁ｣

JK｢中に入れてください｣

社長｢それは出来ない｣

JK｢なんでですか？！｣

社長｢Aの決めたことだからだ｣

それを聞いて俺はヌナにしてしまったことを悔やんだ

でも耐えきれなくなってドアを叩いた

そうするとヌナの声が聞こえてくる

ユンギヒョンも一緒になって叩いている

｢Aヌナっ！｣

YG｢A！｣

"でももう耐えきれないような気がして"

ヌナやめて

それ以上言わないで

JN｢A！｣

JM｢Aお願い開けて！｣

TH｢僕たちにはAが必要なんだ！！｣

HS｢また一緒にダンスの練習しようよ！！｣

NJ｢AがいないBTSなんてBTSじゃない！！｣

他のメンバーまで

こんなにも君は思われているんだよ

だからその先の言葉は言わないで

"私はBTSを脱退致します"

その言葉を聞いた瞬間目から大粒の涙が零れ落ちた