save the world (ページ47)

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第34話補助魔法の使い方2 ページ47

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「いってきまーす！」

先陣を切って、紫耀くんが魔物に対峙
サーベルを上から下に振り下ろす

ガツッ

「かっってぇー！けど、何もしないより全然マシ！」

「ん、手応えあるね。いつもはコレ割れんのか？って心配になんのに」

向かってきた魔物のこめかみ辺りに回し蹴りをキメたジンくんも満足そう

「2人分の魔法で一気にサポートしてもらえると楽でええな」

廉が左手を空に掲げれば雷が魔物を直撃し

「ねー！いつもより2倍くらいダメージ与えてるっぽい！」

海人くんが実体化したサイが豪快に角で魔物を吹っ飛ばす

「やっべー、俺、無敵かも」

岸くんも機敏に動き回り確実にダメージを与えて回る

「いい感じじゃん」

『良かった、皆が楽そうだと嬉しいね』

「それがこのポジションの醍醐味かも」

玄樹くんと戦況を見守っていると、一体、また一体とトドメを刺して行き

「はい、おーわりっ」

キラキラと最後の魔物が霧散するのを見届けて、緊張を解いた

「この魔物しぶといからほんまに嫌やねんけど、今日は楽勝やったな」

「Aおつかれーっ」

『おつかれー！』

海人くんとハイタッチ

「めっちゃ体が軽かったわ」

「え、じゃあ岸くんに全部任せれば良かった」

「ちょ、それは無いって！」

「怪我したらAちゃんに治してもらえるよ？」

「うぐっ……それは………」

ジンくん玄樹くんにそそのかされて？言葉に詰まってるけど、そこ迷うとこですか⁈

「はいはい、そこまでにしぃ、次行くで」

こんな感じで、今日も旅は続く

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