アレルギーからの喘息3 ページ28
Aside
少し話して、朱里と隆平先生は帰っていった。
私も帰りたい。
この待ってる時間が1番辛いんだよ。
結衣「私、先生だれだろ。」
結衣はいきなり今日診察することにしたから、誰が担当になるのか分からない。
予約の日に行けばって思うだろうけど、病院に来るのだけでも嫌なんだから。
ついでにってなっちゃうよ。
「今日の担当、奇跡的に全員知り合いじゃない?」
当番の名前を見れば、玄樹にぃ、勇太にぃ、和也先生だった。
うん。全員優しいし、知ってる人だから、まだ安心だね。
看護師「冠城Aさん。どうぞー。」
結衣「ファイト!」
やだなー。
診察室に入るのに、その1歩も辛い。
だって、実はここのところ体調よくないもん。
勇太side
次の患者さんを呼ぼうとすると、Aだった。ちゃんと来たんだ。
でも紫耀にぃが連絡してなかったら、来ない可能性もあったかな。
ナースが診察室に誘導され、Aが見えた。
相変わらず、下向きの不安そうな顔。笑笑
「ここ、座って?」
俺は医者になってから一つ自分で決めていることがある。
それは、患者さんの顔を一番に見ること。
特に診察室に入ってきた時。
小児科は、基本俺たち医者は嫌われ者。
なんたって、子ども相手だからね。
医者ってどうしてもカルテとか見がちだけど、大切なのは患者さんを見ること。そして、子どもとの信頼関係を作る。
「偉いね。ちゃんと来て。」
A「勇にぃが言ったんじゃん。」
「紫耀にぃからのメールは来ました?笑笑」
A「あー!やっぱり、告げ口したんだ!!!」
告げ口って…。笑
紫耀にぃの力は凄い。本当に怖いもんね、怒ると。
「紫耀にぃもAのことが心配なんだよ。」
もう!ってまだ拗ねるA。
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ことみ - 分かりました!次回は移行後ですね!!楽しみにして待っています!!頑張って下さい! (2019年11月1日 21時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» いえいえ^^*次回は移行後になります!これからもよろしくお願いします!! (2019年10月29日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 更新ありがとうございます!!お話読ませていただきました!とても面白かったです!これからも頑張って下さい! (2019年10月28日 20時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます!本日更新しますね!そろそろ移行も考えております。今後もよろしくお願いします!! (2019年10月26日 21時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 私はこの小説がお気に入りです!続きが気になるので更新お願いします!これからも頑張って下さい! (2019年10月25日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yumia | 作成日時:2019年5月8日 20時