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そわそわしながら流星と照史兄ちゃんの帰りを待っていた。ご飯は作り終えたのですることもなくソファに座る。
それでもなんだか落ちつかないから外に出て待つことにした。
しばらくすると
流「重岡さん！」
流星が戻ってきた。でも照史兄ちゃんはいない。
「りゅ、流星大丈夫やった？兄ちゃんは...」
流「落ち着いて重岡さん。中でゆっくり話そう？」
流星の顔を見る限り大丈夫だったんだろうが落ちつかない。
「う、うん」
2人で中に入りソファに座る。
流「えっと、ちゃんと重岡さんへの気持ち照史さんに伝えてちゃんとokもらえた！」
「ほんま！よかった....」
いったいどんな話したんやろ...
流「照史さん今日は帰るって。また後日くるからご飯食べようなって言うてたよ。俺も一緒にって誘われた」
え、なんかめっちゃ仲ようなってない？
「流星...ありがとう」
流「んーん。俺は重岡さんへの気持ち伝えただけやから。でも反対されてても俺は重岡さんと別れへんけどな」
「流星っ」
もう...ほんまにずるいわ
流「大好きです重岡さん」
なんてまたあの甘い声で言うから愛おしさが込み上げてきて胸が高鳴る。
「流星....わたしも好きっ」
流「ん。」
流星はギュッと抱きしめてくれる。なんだか...ずっと離れたないななんて思ってしまう。
流「.....めっちゃ美味しそうな匂いがする」
「へ?あぁ、ハンバーグ出来とるよ」
流「腹へった...」
「ふふ、ご飯にしよ」
ちょっとたまに天然というかこんなところもいいなって思う。
先程作った料理を運び2人で手を合わせご飯を食べ始める。
流「んー！！このハンバーグめっちゃうまい！！」
流星はどうやらハンバーグが好きみたい。
「ホンマ？良かった」
流「重岡さんのお弁当いつも美味しそうやったから食べられて嬉しい」
「そんな大したもんちゃうよ？神ちゃんのほうがすごいし可愛らしい飾り付けでうらやましいもん」
流「とも子なぁ。とも子のオカン栄養管理士やったしな。でも俺重岡さんの料理好き。もう重岡さんのハンバーグ以外食べたないなぁ」
「おおげさやって！でも嬉しい....」
好きな人に褒めてもらうのは嬉しい。
流「また作ってくれる？」
「うん」
流星は嬉しそうにもぐもぐ食べている。その姿が可愛いと思ったのは秘密。
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作者名：葵 | 作成日時：2019年11月10日 21時
