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仕事を定時内で終わらせて流星とともに帰路につく。今日のミッションを思うと緊張する。
2人でスーパーによって晩ご飯の食材を買う。
流「ふふ。なんか夫婦みたいやね」
「っ!!もぅ....」
こんなん言われただけで真っ赤になる私に出来るんやろうか。
流「明日は休みやしお酒も少し買っとく?」
「せやね」
きっと素面じゃできないから助かる...
材料とお酒を買い揃えアパートに向かう。レジ袋は全部流星にとりあげられてしまいもつと言ってもダメと言う。ほんまにかっこよすぎ...
流「いつもは送るだけやったけど嬉しいな」
「私も...」
アパートにつき階段にあがると私の部屋の前に誰かがいる。
「誰やろ....」
流「重岡さんの部屋あの人がいるとこ?」
「おん」
おそるおそる近くとその人がこちらを振り向く。
?「大!!」
「に、兄ちゃん!?」
流「え」
まさかの照史兄ちゃんだった。
照「今仕事帰りやったん.....隣の人は?」
「え、えっと私の...彼氏やで」
流「はじめまして、藤井流星です」
照「か、、彼氏!?ほ、ほほんまなんか!!最近やたら連絡少ないなって思ったら!!」
「お、おん。会社が一緒で」
照史兄ちゃんはなんだか怖い顔をしていた。
照「藤井くんやったけ?少し話せるかな?」
「ちょ、兄ちゃん!!」
流「はい。もちろんです」
「りゅ、流星っ」
流「大丈夫。遅かれ早かれご挨拶するつもりやったし。心配せんで?」
私の不安をよみとったのか大丈夫とふわりと微笑む。
照「大は部屋入ってなさい。藤井くん近くのカフェでええかな?」
流「はい」
流星は照史兄ちゃんについていった。
「どうしよ....」
私は部屋に入り電話をかける。
「もしもし健人!?」
健(どうしたの大?もう寂しくなった?)
「ふざけてる場合やない!照史兄ちゃんに流星つれてかれてっ」
健(あー。もうバレたんだね。でも悪いことしわけじゃないし流星くんなら説得できるって!それは大が1番わかってるんじゃない?)
「せやけど....兄ちゃんは私のことようわかってるから」
健(大丈夫。信じて大は待ってたらいいよ!)
「せ、せやね」
健人と電話して少し気持ちを落ちつかせる。
とりあえず...ご飯作って待ってようかな
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作者名:葵 | 作成日時:2019年11月10日 21時