【鬼滅の刃】氷雪は降り積もる【不死川実弥】

第24話 ページ25

モブ「……………え」
六「餌になるんだぞ」
モブ「ちょぅ」


鬼がじじいを喰う前に走り込む。


伊「獣ノ呼吸！壱ノ牙……穿ち抜き！！！！」
六「が！？」
モブ「え、あ、え……」
伊「おいこら、じじい！！逃げやがれ！！」
モブ「は、はぃ……」


ヨタヨタした足取りで逃げる。
おっっっっせ〜な！！！！


六「このっ、猪がァ！！！！」
伊「っ！！」


余所見したせいで、
拳による攻撃が目の前まで来てた。


『余所見するな』


Aが素早く腕を斬り落とす。


伊「A！」
六「！！貴様、あの時の…！！！」
『嘴平伊之助、そこのじいさんを避難させろ』
伊「お、おう！！」


俺はじじいを抱えて、安全だと思うところまで運ぶ。


伊「じじい、今すぐ家に帰れ！！んでもって、今見た事忘れろ！いいな！！」
モブ「そ、そうかい……ありがとう、君」
伊「…………………はっ、ほ、ほわほわさせんじゃねぇ！！いいから行け！！」


ほわほわさせるとは、やるな……！！
戻ればAが全部ギリギリでよけてた。


六「よけるだけかァ！！昼間は散々な言い方をしてくれたな！！糞ガキの分際で！！！」
『そうか、図星だったか』
六「くそが！！！！」


左の頬に、なんか、あんな！！


伊「A！！」
『左頬に梵字、間違いないな』
六「！！」
『お前が無惨の鬼たちとは違う組織の鬼か』
六「何故、我らの存在を知っている！！！」


攻撃を繰り出すけど全く当たらない。


六「くそっ、くそっ、くそっ！！！！くそがっっっ！！！！」


なんで当たらねぇんだ？？
Aすげぇな！！

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