【黒執事】私が初めて信じたもの6

~番外編~アンダーテイカー ページ37

〜ある日〜

貴「アンダーテイカー！いますか！」

ア「ヒッヒッ…ああ、いらっしゃい」

死神になりたての優季は、最近よくこの店に来て訓練をしてもらっている

貴「今日もよろしくお願いします」

ア「は〜い」

貴「(アンダーテイカーは死神で、すごく強い。目とか隠してるからわからないけど、すごくカッコイイんだよ？)」

ア「優季〜？考え事かい？」

貴「なんでもないです」

ア「それじゃあ始めようか、気配の消し方はもう完璧みたいだから、あとは実践だね〜。」

貴「でもここじゃ狭くて出来ないですよ？」

ア「ハッ」

アンダーテイカーが急にデスサイズを振ってきた

貴「わっ！」

間一髪それを受け止める

貴「なにするんですか！」

ア「うん。反射能力もいいね。今の攻撃を受け止められる人？を見たのは小生が教えてきた中でも初めてだよ。」

貴「一歩間違えれば、私死んでます！」

ア「(小生が君にそんな事するわけないじゃないか…)」

貴「もう…とうっ！」

ア「っ！なにするんだい！？」

貴「お返しです」

ア「優季…はぁ…」

貴「なんの溜息ですか…」

ア「なんでもないよ」

貴「私はもっと強くならないといけないんです。坊っちゃんを護るためにも。セバスチャンにも負けていられません。」


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アンダーテイカーside

なんで小生の前で他の男の名前を出すかな…

凄くイライラする…こんな事は初めてだよ…

小生はこんなに君の事が好きなのに、君は気づいてくれない

君はあの害獣が好きなのかい？それとも伯爵？

少なくとも二人は優季の事が好きみたいだけど…

小生はずっと君の傍にいられるわけじゃないからわからない

でも、君だけはずっと傍にいてほしい

小生のものにしたい…

それは叶わないのだろうか…なら、永遠に小生の傍から離れられないようにしてあげようか…


ーーーー
優季side

いや〜ビックリした…

急にデスサイズ振ってくるとは思わなかった

まあ、なんとかなったわ

…アンダーテイカーは現役時代、他の人にも少し戦術を教えていたのかな？伝説の死神だし

それって女性？も、いるよね…

顔カッコイイし、強いし、モテたんだろうな〜

て、なに考えてんの！？これってエリザベスが言ってた嫉妬ってやつ？

私が？嫉妬？いやいや、ありえないでしょ…

てことは、私はアンダーテイカーが好きってこと？いや、好きだけどさ…ん？はい！またまた爆弾発言！！(発言はしてない)

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