前世の記憶を持った異能探偵！

お知らせなのだよ！！ ページ47

「あ！」
「どうした美影」

突然叫び声を上げた美影。不動は瀬川を救出させるための証拠が見つかったのかと美影の方を見た。美影は不動にスマホを見せた。

「前世の記憶を持った異能探偵続編決定！ ヒャッホゥ！」
「……貴様はこんな忙しいときに何を言っているのだ！！」
「ぶっちゃけ瀬川君助かるかわからな」
「俺らが助けるのだろう！！」

首を掴んでぐわんぐわんと美影を揺らす。その間も、続編決定だってば、と言い続けている。ここまで来ると執念だ。

「続編決定って、瀬川さんは次で助かるんですか？」
「たぁぶぅんねぇ〜、あッ、ちょっ、不動君もう無理ッ！ ギブギブ！」
「誤解を招くようなことを言うな！」
「ちょっとよくわからな、痛い痛い」

美影が自分の首を掴む不動の腕をバシバシと叩くとやっと離してくれた。死ぬかと思った、いやマジで。はぁー、はぁー、と呼吸を繰り返す。

「前世の記憶を持った異能探偵！ Part2 お楽しみにしてな」

最後は黒江が持っていきましたとさ。めでたしめでたし。

・
・
・

企画主の神羅です。
ありがたいことに続編決定です！

飽きずに読んでくださる方々、企画に参加してくださっている方々のおかげです。ありがとうございます！


前世の記憶を持った異能探偵！ Part2 お楽しみにしていてください！

この小説の続きへ→←…13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す