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覚醒 ページ4

『力が欲しいの?』
力が欲しいと願った瞬間に聞こえた声。
それはどこからともなく、直接脳に語りかけられているような、不思議な声だった。
視線を辺りにすべらせても、声の主はどこにも居ないり
信じて良いのか分からなかった。
騙されてるのかもしれなかった。
でも、それでも…みんなを助けたかったから。
竜を助けたかったからーー
「欲しい。俺は、みんなを護れるような力が欲しい。」
そう呟いた。
力が欲しいと願った瞬間に力がみなぎってくる。
「これで…これでお前を潰せる。」
ニィッと笑った俺をみた男に笑顔が消えた。
俺は素早く男の背後に周り、男の背中を強く蹴る。
「あがっ…」
今までの俺とは比べものにならないほど力が強い。
男に初めてダメージを与えたことに、自然と笑みがもれる。
「ひっ…や、やめろ!やめてくれ!」
今更命乞いをする目の前のクズ。
お前は竜に何をした?無抵抗の子供に何をしたんだよ?
許さない許さない許さない許さない許さないユルシテヤラナイ
「これで終わるとでも思ってるのか?潰してやるよ。
 元の形も分からないほどに…痛く、痛くしながらツブシテヤルヨ」
この時俺は、どんな顔をしていたのだろう?
よく、分からない。
もう、どうでも良いんだよ。
兄さんを助けれたら、それでいい。
俺は闇でできたカマを出し、男を刻んでいった。

ねぇ、竜?
これが終わったらさ、また一緒に遊ぼう?
兄さんたちも入れてさ、遊ぼうよ。
俺、頑張るから。みんなを護れるようにに頑張るから。
だから、そんな悲しそうな顔をしないでよ。
俺はみんなを護れたら良いんだよ。
これで、満足なんだよ?
大丈夫だから、泣かないで?
兄さんたちも、なんで泣いてるの?
みんな、なんで泣くの?どうして?
結愛兄さんと四乃がなにかを叫んでる。
でも、聞こえない。
この男が煩いからかなぁ?
はやく黙れよ…兄さんの声が聞こえないだろ?
知ってた?
竜を攫った罪は重いんだよ?
知らなかったとは言わせないから。
だからー


「死んで償え。」

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まり - あ、待って、パスワード忘れて書けない(((← (2018年8月20日 13時) (レス) id: 1d2c08712a (このIDを非表示/違反報告)
まり - 生やさないで生やさないでwww (2018年7月23日 1時) (レス) id: b89f01b5f8 (このIDを非表示/違反報告)
いしす - 草生えた (2018年7月7日 22時) (レス) id: 076a77cec6 (このIDを非表示/違反報告)
まり - 頑張って〜www (2018年6月3日 23時) (レス) id: 9e183c04d4 (このIDを非表示/違反報告)
来葉(プロフ) - そっ、そういえば小説進めて無かったな〜(無理矢理話を変えようとする) (2018年6月3日 23時) (レス) id: b8d89c6114 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まり | 作成日時:2018年6月2日 10時

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