眠り姫【澤村大地】

眠い…12 ページ13

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私が小学６年生の時





私は交通事故にあった







その日はすっごいカンカン照りの日で





大地とバレーをする約束をしていた私は




集合時間ぴったりに近所の公園で待つ







でもいくら待っても大地は来なくて
１時間待った後
大地の家へ





だけど大地はいなかった






その後は大地を探してウロチョロ






学校に行ってみたり
ゲームセンターものぞいてみたりした







でも見つからない







仕方ない





あきらめて帰ろう

そう思ったとき






同じ学年の男の子の家から
大地の声がした







お邪魔したこともなければ
そこまで仲良くもない男の子の家だったけど




意を決してインターホンを鳴らす





すると親はいなかったらしく
同級生の男の子が出てきた





「霜月？どうした？」




『大地居る？』





「居るけど、、、」





なんで知ってるんだと言わんばかりの
表情を向けられた後
一旦中に消えた同級生





次に出てきたのは大地だった






澤「A？
どうした？？」




『どうした？じゃないよ！！！
今日遊ぶって約束してたじゃん！！！』





大地のきょとんとした顔に腹がたった





こっちは心配で何時間も
大地を探し回ってたのに





澤「え？！そうだった？？
ごめんA！！

また今度埋め合わせするから！！！」






私の方が先だったはずなのに





一生懸命謝ってくれるけど
私も子供だし



そうそう怒りが収まるわけもなく





『〜〜〜〜〜〜〜！！！！

大地なんてもぅ知らない！！！！！』






私は家に帰ろう！！

帰ってクーラーの下でアイス三本やけ食いしてやる！！！





後ろから追いかけてくる大地につかまらないように
全速力で走った





いつもなら車通りの少ない小道




こんな時に注意なんてしてるわけもなく
飛び出した私の目の前には





大きなファミリーカーがいた









私は



大地の目の前で車に引かれた









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