145.精神年齢 ページ27
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バク「キミは本当に子供か、、、?」
私の言葉に押し黙り
次に発した言葉がこれだ
ま、確かにこんな風に
大人を押し黙らせる7歳なんてそういないだろう
『目が悪くなりましたか?』
バク「私は見た目のことを言ってるんじゃない」
『では精神年齢のことですか?
それは単純に私の頭がいいだけですよ』
バク「自分で言うか、、、」
確かに精神年齢は子供じゃないけど
バク支部長よりは幼い
それなのに私に言葉で勝てないとは
フォー「、、、仕方ねぇな
オレと一緒ならふたりに合うのを許可してやる」
仕方なさそうにため息をつくフォー
『え、いいんですか?』
フォー「そうでもしないと
勝手に会いに行くだろうが」
『まぁ、、、確かに』
勝手に会いに行かれるくらいなら
監視付きで見張れるほうがいいということなのだろう
そんな見張られて困る会話なんてしないから
全然かまわない
むしろフォーのサバサバした性格は好きだから
一緒に4人で話せればなぁなんて思う
『じゃぁさっそくこの後、、、』
フォー「言っておくが
オレも暇じゃない
行くタイミングはオレに合わせてもらうからな」
『えぇ〜、、、、』
どうせここにいる間暇なんだし
毎日時間が許す限り行こうと思ったのに
どうやらそうもいかないようだ
『暇なのに、、、』
バク「安心しろ
子供でもできる雑務くらいある」
まさかこき使う気じゃないよね、、、?
嫌な予感がしつつも
私は苦笑いを返すしかなかった
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年1月23日 2時