私の居場所【D.Gray-man】3

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テ「もしかして、自分の手で殺したかったとか？」



『えぇ！全くその通りよ！！』





まさかひょっと出の名前も知らない
通りすがりっぱそうな男に殺されるなんてっ！！





クククッと面白そうに笑う男に
もはや殺意しか沸かない






テ「悪かったって
機嫌直せよ、な？」



何が、な？だよ！




『っはぁぁぁ〜〜〜〜〜、、、、、、
もういい、さっさと消えて』




思いっきり息を吐きだして
何とか怒りを鎮静化させる



でもいつまでもこの男を見ていたら
また怒りが湧き上がってくるので
本当にさっさとどっかに消えて欲しい




テ「んで、これやったのお前？」




人の話を聞いていたのだろうか？



『そうよ、それが何か？』




テ「もしかしてエクソシスト？」




『、、、、、なぜ？』




エクソシストを知っている？



やっぱりAKUMA？



これだけ知能のあるAKUMAってことは
レベルもそうとうなんじゃ、、、




テ「俺、今からエクソシストどもが戦ってるの
見学に行こうって思ってたんだけど、ここが騒がしかったから
気になって寄ってみた」



『、、、、にんげん、、、？』




テ「ん？あぁ、そういや何の挨拶もしてなかったな
俺は教団の敵、ノアって言えばわかるか？」





ノア、、、？



なにそれ




AKUMAや千年伯爵とは
また違う存在なのか？




『ふ〜ん、、、っで？
私を殺すの？』




殺すというのであれば
私は全力でここから逃げないといけないんだけど




逃げ出せるように
体制を整えようとしてみたが



男は少し考えた後
またもや笑う




テ「千年公からエクソシストと戦えって指示は出てねぇからな〜
つーことで、今はなんもしねぇよ」





、、、、、ゆるっ！




緊張感のない敵だわね！！




構えてしまった自分が
情けなくなってしまう





『そう、それなら私はもう行くわ』




テ「俺も急がねぇと」




今は何もしないということは
そのうち、戦うことになるということだ




ノア、、、、きっと強いんだろうなと思う





カールの遺体を処分したかったのだけど
男が動き出す様子がなかったため



処分は諦めて
私はお別れの挨拶などもちろんせず
森から出た









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