私の居場所【D.Gray-man】2 (ページ38)

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表Aside

『2人ともストップ
室長さんなら多分とっくに知ってるから』

カ「あら、そうなの？」

知ってるって言葉に
あの男が一瞬焦ったような表情をしたけど
直ぐにまた気を取り直して睨みつけてくる

「知ってて何もしないってことは
お前が役立たずってわかってるってことだ」

『、、、そうかもね』

ファインダーたちの噂を知っててなお
室長さんが何もしない

それはつまり噂を誠の事だって認めて
それでもやっぱりエクソシストだから
どうすればいいのかわからないんだろうって思う

いくら使えなくてもエクソシストは貴重だから
任務からわざと外すなんて出来ない

ウィ「室長はちゃんとわかってるって」

カ「そうよ！
こんなバカな奴らの噂を信じるわけないわ！」

『あはは、そうだといいんだけど』

最近ウィルに影響されてしまったのか
カトリーヌの口が悪くなったような、、、
いや、元から悪かった？

「上もさっさとイノセンスだけ奪って
教団から追い出せばいいんだ、こんなやつ」

イノセンスを奪ってか

イノセンス渡したら
教団から解放してくれるのだろうか？

そうだったら
今すぐイノセンス渡して退団するんだけど
きっと無理だろうな、、、

だってイノセンスを渡したって
直ぐに適合者なんて見つからないだろうし

というか、現適合者が生きてるうちに
ほかの新しい適合者って現れるのかしら？

現れないんだとしたら
私ってイノセンスが破壊されるか、私が死ぬまで
教団の飼い犬ってことになるよね

カ「上が適合者を追い出すわけないでしょ？
あんたやっぱりバカでしょ」

「喧嘩売ってんのか糞女！」

カ「売ってんのよ！バカは売られてることにも
気づいてなかったのかしら？」

『カトリーヌ落ち着いて～
せっかくの美人が台無しよ、、、』

カ「私がもし適合者だったなら
血祭りにあげたのに！」

美人なのに男に喧嘩売ってまぁ、、、、

男が手を出してくる前に
カトリーヌの袖をグイって引っ張って
何とか止める

男は、、、、自分で落ち着いてほしい

カール「殴り合いになるんじゃないかって
ヒヤヒヤしました、、、」

普段AKUMAと対面してるはずなのに
2人の喧嘩に顔面蒼白のカール

AKUMAよりも人間どうしの喧嘩の方が怖い？
表情がはっきりしてる分迫力はあるか

その後、リナリーはなんとイノセンスを持って
戻ってきたのですぐに帰ることになった

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