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アレンside
任務の準備をするために自室に向かってる途中に
前方からリナリーが歩いて来ることに気づいた
リ「兄さんとの話、もう終わったの?」
ア「はい、任務だそうです」
リ「神田も一緒に呼ばれてたってことは
2人で任務?」
ア「僕と神田とAの3人です」
Aの名前を出したとき
一瞬リナリーの表情が曇ったような気がした
コムイさんはAは人見知りだって言ってたけど
違うのかもしれないとなぜか思った
リ「Aと、、何か話した?」
ア「いえ、気持ちがいいくらいスルーされちゃいました」
リ「嫌いに、、、ならないであげてね」
ア「、、、?はい」
まるでリナリーの言い方だと
Aは嫌われているかのようで
なぜと思いつつも
これ以上詮索することはできなかった
リナリーと別れて
任務の準備を済ませ地下水道に行くまでの間
ずっとリナリーとの話が頭の中をぐるぐると回る
神田だって決して愛想のいい性格ではない
でもリナリーは特に
神田のことを気にしている様子はなかったのに
なんでAのことは気にしているんだろう
不愛想なのは2人とも
変わらないと思うんだけど
僕が地下水道に着くと
もうみんな揃っていて
お見送りに来たコムイ室長に僕の団服をもらい
すぐに出発した
何か面白い話をするわけでも
任務の話をするわけでもなく
長い沈黙が続き船から降りて
列車に飛び乗り乗車した
個室に通されてすぐに
Aは席を立ってどこかへ行ってしまう
トイレ、、、とか?
一時は列車に揺られることになるみたいなので
いいんだけど
ここに来るまで一切Aはしゃべらず
視線も合わない
ア「僕、、、嫌われてるんでしょうか?」
神「さぁな」
神田に聞いたところで
期待していた返事なんて返ってこないとわかってはいた
神「嫌われてはいないだろうよ」
ア「何ですか、その意味ありげな言い方」
神「興味ねぇんだろ」
興味、、、、、
それって嫌われてるってことよりも
ショックが大きいのですが、、、
ア「な、、、なるほど〜、、、」
トマ「アレン殿だけに対してではありませんので
気にする必要はありませんよ」
ドアの向こうから
一緒に任務で来ているファインダーのトマの声が聞こえた
興味を持たれていないのは
僕だけじゃない、、、?
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ゆーな(プロフ) - 月夢風花さん» コメントありがとうございます!前作も読んで頂けているんですね!!嬉しいです!ティキって敵なのになんであんな魅力的なんでしょーねwティキ出るまでもうしばらくかかりそうです、、、気長によろしくお願いします! (2020年7月29日 21時) (レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
月夢風花 - 凄い面白いです !前のゆーなさんの他の作品も大好きで読んでます!私はティキが大好きなので早く夢主との絡みが見たいです!!更新頑張ってください!応援しています! (2020年7月28日 21時) (レス) id: c8e9b80948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 抹茶って美味しいよねさん» コメントありがとうございます^ ^亀更新ですが気長にお付き合い頂けると嬉しいです^ ^頑張ります(^^) (2020年6月21日 5時) (レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶って美味しいよね(プロフ) - 前のページ?小説?から見たんですけど、面白いです!!最新楽しみにして、待ってます!! (2020年6月12日 10時) (レス) id: 8bfe17f4aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年6月6日 16時