傍観者でいたかった【D.Gray-man】6 (ページ38)

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243.スキン・ボリックページ38

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ラ「つーかさ

出口作れるんなら
今すぐ出ればよくね？」

ラビの発言にみんながハッとして
私を見た

まぁ、そうなんだけど

『まだ、やらなきゃいけないことがあるの』

リ「やらなきゃいけないこと、、、？」

『ここにクロス元帥が来てるはずだから
合流しないと』

ラ「えっ？！」

ア「師匠来てるんですか？！」

『うん
今どこにいるかは知らないけど』

嘘は言ってないし

正直に目的言えないしな、、、

あ、、、でももし
ティキ死んじゃってたら
アレンくんと戦わないよね

そうしたらアレンくん成長できないんじゃ、、、

考えなしに出てきたティキの阿呆さ加減にあきれて
すっかり忘れてた

『しまった、、、、』

ラ「え、なに、、、？
怖いんすけど、、、、」

『ティキまだ使い道あった、、、、』

ア「使い道って、、、」

リ「まるで道具みたいに、、、」

ティキめっちゃ重要だったじゃん！！
あ～どうしよ～

とりあえずイノセンス解除しておくか、、、

『たぶん、、、生きてるはず』

ラ「できれば生きててほしくないんだけど」

『まだ駄目だった』

ア「まだって何ですか、、、、」

これ以上気にしたって仕方がないじゃん
そう思いながら苦笑いを浮かべていると

神田が急に殺気立ったことに気づいた

『どうしたの神田』

神「ノアがいる」

え？
鍵使ってないのに？？

ティキが何か連絡でも取ったのかな？
それともロード？

みんな足を止めて
神田の視線の先を見ると
そこには大男が立っていた

私が見たことのないノア

こいつがスキン・ボリックか

確か聞いた話によると
体に電気が流れていて
触れると感電するとかなんとか

神田だから倒せたけど
普通死ぬって、、、

神「お前ら先に行ってろ」

やっぱりこう来るのか

神「アレはうちの元帥を狙ってて
何度か会ってる」

リ「神田1人置いてなんかいけないよ」

うん、その通りだ

神「勘違いするな
別にお前らの為じゃない

うちの元帥を狙ってる奴だと言っただろ

任務で斬るだけだ」

ただ自分が相手したいだけじゃん
納得しそうな理屈は並べてるけどさ！！

《停止》

神「なっ？！」

『神田はダメ
相性悪すぎだから』

すっごい睨まれてる、、、、、
後が怖いな、、、、、

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