22.ターゲット ページ24
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なんでここのティキがいるんだろう
そんな疑問は
ティキの顔を見た瞬間納得した
『、、、、ノ、、、、ア、、、、』
テ「あぁ、そうだよ」
黒い肌
額に紋章
あぁ、、、、だから
だからあの時私に近づいたんだね
頭がぐちゃぐちゃだ
会いたいと
そう思った彼は
私たちの敵だった
『殺しに、、、来たの、、、？
みんなを、、、私を、、、、』
なんでそんな悲しい顔をしているの？
あなたはノアで
私をファインダーとわかってて近づいたんでしょ？
みんなを沢山沢山
殺してきたんでしょう？
テ「Aは、、、、エクソシスト？」
『違う、、、、私はファインダー』
テ「じゃぁイノセンスは持ってないんだな？」
今更何を聞いてるの？
何も聞かず殺せばいいじゃない
『イノセンスは、、、、持ってる、、、、
ここに、、、、ある、、、、』
私は心臓のところを指さした
どうせ殺される
隠したって仕方がない
もうこんな世界は嫌だ
苦しくて、辛くて、悲しくて
いっそ
なくなってしまえば楽になるのに
死んでしまえば
これ以上苦しいことなんて
何もない
テ「俺にそんな大事なこと
教えちゃっていいの？」
『もぅ、、、疲れた、、、、
誰かが死ぬのも
誰かが苦しむのも
誰かが泣くのも
見たくなくて
そんなところにいたくなかったから
私はファインダーになったのに
こんなことなら
エクソシストになってさっさと死んでいった方が
ずっと楽だった、、、、』
敵なのに
私の体は勝手に動いて
ティキにギュッと抱き着いていた
『仲間がたくさん死んでいくのを
見ているのがこんなに苦しいなんて知らなかった
自分で決めたのに、、、仲間が目の前でAKUMAに殺されるのを
見てることしかできない、、、、』
テ「Aは優しいな」
『優しい、、、？
違うよ
私はただの、、、、卑怯者』
ティキの腕が背中にまわって
私をギュッと抱きしめた
どうして、、、あなたがノアなんだろう
どうして、、、私は適合者なんだろう
どうして
ティキといると
安心できるんだろう
多分これは、、、、恋なんだ
こんな私が初めて知った
恋という名の罪
『私、、、
幸せ者だね、、、、』
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クリスティ38(プロフ) - びん←底眼鏡では？ぴんなんて、聞いたことない。 (2020年1月6日 23時) (
レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 死蝶さん» コメントありがとうございます！頑張って書きますので今後ともよろしくお願いします！！ (2019年8月3日 2時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年8月2日 21時) (レス) id: a0dd7ebf9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2019年7月29日 1時
