傍観者でいたかった【D.Gray-man】

12.合流 ページ14

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目がさめると
日はだいぶ傾いていた




隣を見ると彼はもういなくて




私は伸びをして身体を起こした





『ティキ、、、ミック、、、』





彼は一体何者なのか



結局名前しか聞かなかった



せめてどこらへんに住んでるかだけでも
聞いとけば良かったかな、、、




『また、、、会えるかな、、、』





面倒臭がりの私が

何故かあの人とは
もっと話をして見たいと思った




普段は極力会話なんて
したく無いのに





胸がポカポカして
不思議な感じがした






！！




やば！！！仕事！！！！





唐突に思い出した

今日町に降りてきた理由






まだ今から行けば間に合うけど
ファインダーのくせにエクソシストを
待たせるわけにはいかない




急いで立ち上がって
私は集合場所まで走った









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ラ「遅いさ〜！」




ついた頃には
ラビとブックマンは既に居た





『すみません！！
お待たせしました！！！』






ブ「まだ予定して居た時刻では無い
気にするな」




ブックマンの一言に感謝しつつも
再度謝る






ラ「それにしても
Aっていつも時間より早くきてるのに
今日はどうしたんさ？」




『ちょっと、、、店に目移りして、、、』





寝て居たなんて口が裂けても言えない




仕事中に何してるんだって
怒られそう、、、





ラ「Aも服とかに
興味あったりするの？

普段私服ってあんまり見ないさ」





『まぁ人並みには、、、』





全く興味ない


というかショッピング自体
体力使ってどっと疲れるから
面倒臭い





ブ「ところでA嬢

この後の予定は聞いているか？」





『？いぇ、、、お迎えだけしか
伺っておりませんが？』




コムイ室長の挙動がおかしかったから
一応旅の支度はしてきてるんだけど





ブ「そうであったか

すまぬがこのまま我らは次の任務へ行く
A嬢も共にという事じゃ」





『了解しました』





やっぱりかぁ〜



てか決まってたならなんで室長室で
あんなに渋ったんだろうか？




私、面倒臭いけど
任務を言われて駄々こねた事なんて
今まで一度もなかったんだけど、、、





ラ「詳しい話は俺もまだしんねぇけど
なんでもアレンとリナリーが大怪我して
それの治療に行かないといけないらしい」




『リナリーとアレンくんが、、、』





2人って確か、、、時間が巻き戻る町に
行ってたはず、、、






大丈夫なのかな、、、？









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