四十六片 ページ7
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「暫し此処を開ける。私が戻るまで⋯絶対に部屋から出るな」
普段の鬼舞辻にしては珍しい言動に、彼女は少々戸惑った。
彼は彼女を基本自由にさせて居た為、何かを制限されるのは初めてだったからだ。
『なんでですかぁ〜、退屈ではありませんか!』
そして彼女も、初めて駄々を捏ねた。
“逆らえば殺されるかもしれない”、そんな下手な考えは無しに⋯初めて、ただ純粋に、彼に甘えているのだ。
「ぎゃあぎゃあ喚くな。そうだな⋯もし此処で大人しく待っていられたなら、“殺してやってもいい”」
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さやか - 期待しています。殺されることを。。ではなく、指輪だったら面白い急展開になりますね。 (2021年2月6日 21時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
さやか - 望む事がこわくても、あかねのためにこわれたものを大切にしてくれる無惨がすきです。お気に入りランキング10いです。 (2020年11月19日 21時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら | 作成日時:2020年11月13日 2時